EOS MOVIEで撮影された劇場映画を整理する意味もこめて、まとめてみました。
来年公開のものもあります。
もちろん、これがすべてではなく、ビデオサロンに掲載された、もしくは今後掲載予定のもののみです。これ以外にも情報がありましたら、お寄せください。
(いろいろ思い出したので、12月21日16:00に更新)
「ユリ子のアロマ」
2010年5月公開。DVDも発売中。
男子高校生の匂いに欲情する女性の物語。
EOS 7Dで撮影。匂いがただようシーンでは被写界深度を思いっきり浅くした映像。
シフトレンズも活用する。吉田浩太監督。
「音楽人」
音楽専門学校を舞台にしたバンド青春もの。モデルの桐谷美玲主演。
EOS 7Dで桐谷さんがすごくかわいく撮られている。
手ぶれ補正レンズをいかして、多くのシーンを手持ちで撮影していた。
2011年にDVD化される予定。
監督:伊藤秀隆、撮影:ニホンマツアキヒコ
ビデオサロン2010年6月号でレポート。
ミステルロココ
6月開催のショートショートフィルムフェスティバルの特別製作作品。
佐津川愛美、猫ひろし主演。監督:日高尚人、撮影:西田瑞樹、能勢広。
ほぼEOS 7Dで撮影。
最後のプロレスシーンは2009年末に取材に行きましたが、
様々なカメラを一斉に回してマルチカメラ収録。7Dも一部使われています。
ビデオサロン2010年6月号レポート掲載。
「ゆっきーな」
6月開催のショートショートフィルムフェスティバルのミュージックshortクリエイティブ部門。
大物政治家の奥さんが元ギャルだったという設定の寓話的ショートムービー。
EOS 7Dで撮影。主演は木下優樹菜。監督:渡邊世紀、撮影:百瀬修司
iPhone,iPadアプリとして購入することができる。
サイトで予告編が見られる。
ビデオサロン2010年6月号でレポート
「青春マンダラー!」
こちらもショートショートフィルムフェスティバルの
特別製作作品。沖縄の竹富島ロケ。知念里奈、柏原収史主演。
監督:田嶌直子、撮影:志田貴之。
このときの照明は「さんかく」の監督の吉田恵輔。
ビデオサロン2010年6月号でレポート
「さんかく」
6月公開。彼女の15歳の妹に入れ込みストーカー風になっていく男の勘違い、
そして別れ話をされた女がおかしくなっていく様が恐ろしい。
妹役はAKB48をこの後卒業することになる小野恵令奈。
彼女役は田畑智子(さすがにうまい!)。
全編、EOS 7Dで撮影。レポートはビデオサロン12月号別冊付録を参照。
監督:吉田恵輔、撮影:志田貴之。
DVD発売中。
「nude」
AV女優、みひろの自伝小説の映画版。
EOS 7Dで撮影。撮影部一人という超コンパクトな撮影。
レポートはビデオサロン12月号別冊付録を参照。
監督:小沼雄一、撮影:早坂伸
同じく早坂氏撮影の
「ちょちょぎれ」もEOS 7Dで撮影。自主映画だが9月の劇場公開。
「遠くの空」
9月公開。内山理名主演。
EOS 5D Mark IIとソニーEX3で撮影。
撮影は2009年2月なので、おそらく映画としては最も早い段階に撮られたもの。
まだ5D Mark IIがマニュアル化されていない時期。
監督:井上春生、撮影:中村夏葉。
ビデオサロン2009年12月号でレポート。
「サビ男サビ女」
来年1月に公開されるオムニバス映画。
このうち、3本目の「くれえむないと!」(主演:友近)と4本目「せびろやしき」(主演:小泉今日子)がEOSでの撮影。
ビデオサロン2009年12月号で「くれえむないと!」の撮影現場をレポート。
監督:呉美保、撮影:谷川創平(「くれえむないと!」)
「津軽百年食堂」
2011年3月公開予定。まだ公式サイトはないようです。
全編、EOS 7Dで撮影。監督:大森一樹、撮影:松本ヨシユキ
「阪急電車」
2011年4月公開予定。現在撮影中。中谷美紀主演。
EOS-1D Mark Ⅳで撮影。
現場取材したもようは2011年2月号でレポートします。
撮影:池田英孝
「VAMPIRE」
2011年夏に公開される岩井俊二監督の新作。
カナダロケ。EOS MOVIEに早くから着目していた岩井監督が
全編EOS 5D Mark IIを使用して撮影。
監督:岩井俊二、撮影:岩井俊二、尾道幸治