先週は本誌でおなじみの映画カメラマン、高間さんと辻智彦さんの対談。6月に連載終了記念の高間さんと板谷さんの対談をWEBに掲載したら、思った以上にアクセスがありました。その少し前に、高間さんが撮影助手としてキャリアをスタートしたころの1969年から1970年代初頭の若松プロのことを描いた映画(「止められるか、俺たちを」)も秋に公開されるということが発表され、こうなったら、連載を一冊にまとめ、新たに対談も加えた本を作って後世に残そうと、急遽、書籍化に向けて動き出すことになりました。
というタイミングで、その若松プロの映画を撮影、プロデュースした辻智彦さんから、ぜひ高間さんと対談したい、聞きたいことがあるんです、という申し出を受けまして、実現したというわけです。掲載はこのWEB上と書籍になります。
偶然は重なるもので、同じ時期に「1999年の夏休み」が30周年記念デジタルリマスター版が新宿のK’s Cinemaで公開され、トークショーに出られていた金子修介監督にお会いして、「高間さんの連載をまとめた本を出したいのですが、連載の中で金子監督も登場するので、ぜひ一筆書いていただけないでしょうか」とお願いしたら、快諾いただきました。
ということで、8月後半はロケと取材の合間を縫って対談の文字起こしです。
明日、ビデオサロン9月号発売日です。よろしくお願いします。
●ビデオSALON2018年9月号。充実した記事が盛りだくさん!