突然ですが、ちょうど10年前に「今月のフライヤー」という、映画のチラシを紹介する連載がありました。こんな連載です。カラー1ページでした。

調べてみると2007年の8月号から2009年5月号まで。時代は5D Mark IIが出てきて大騒ぎだったあたりですね。

最終回はこれ。

その筆者が、村上浩康さんでした。

村上さんが製作、撮影、編集、監督を務めた映画がポレポレ東中野で7月13日から公開されます。そんなこともあって、村上監督にインタビューしました。映像制作をする人にとってはとても参考になる内容になっていますので、ぜひこちらをお読みください。

断っておきますが、このインタビュー、村上さんからのお申し出ではなくて、編集部・一柳が、ポレポレ東中野のウェブサイトを見ていて、なんか面白そうなドキュメンタリーが公開になるぞと知って、村上監督に連絡をとって実現したものです。実は、ご連絡した段階ではかつての連載の筆者であることにまったく気がつかなかったのでした。なにしろ連載終了して10年たっていますし、担当した編集者も別の部署に異動になっていましたし…。

ということで、このインタビューは、連載の筆者でお世話になったから宣伝しようという理由ではなくて、純粋に映画が面白いから! なんの贔屓もありません。

ぜひ、この『東京干潟』『蟹の惑星』を映画館で見ていただきたいと思います。2本立てではないのですが、1本見ると、もう1本は割引きになるようです。間違いなく両方見たくなると思います。

ポレポレ東中野で、7月13日から。

公式サイトはこちら https://higata.tokyo/index.html

(一柳)