旭東エレクトロニクスは大阪に本社を構えるメモリ・ストレージメーカー。2017年設立と若い会社で、コスパのよいフラッシュメモリー製品を扱っている。CP+へは昨年が初出展で今回が2回目となる。

発売を間近に控えたものや開発中のものを参考出品していた。左はポータブルSSD「ULTIMATE PRO GOLDシリーズ」USB3.2 Gen2×2対応で最大読み込み2000MB/sに対応。お隣は開発中のCFexpress TypeBのカードリーダー。USB4.0に対応し、最大転送速度は40Gbps。中央はiOSやAndroidにも対応したポータブルSSD「PITA」。MagSafeに対応し、スマホケースに磁石で貼り付けられる。右隣上のCFexpress TypeBカードはVPG400に対応のもの。VPG400はCompact Flash Association(CFA)が策定した規格で、対応カメラで動画撮影をした場合に400MB/sの書き込み速度を保証するという仕様。右下は開発中のCFexpress 4.0カード。昨年8月にCFAが策定した新規格だが、現状対応するカメラはない状況。CFexpress 2.0は最大転送速度は2GB/sだが、4.0では4GB/s。今後、対応カメラが登場し、PCにもUSB4.0が普及してくると編集時の読み込み速度も向上してくることが期待できる。右端は従来のCFexpress TypeBカードリーダー。

参考展示品の説明。