毎年Inter BEEではシネレンズをアピールするSIGMA(シグマ)。今年はプライムレンズの新製品を3本追加した。28mm T1.5FF、40mm T1.5FF、105mm T1.5 FFの3本で、これまでSIGMA CINE LENSは、スチル用のレンズにベースがあり、そのレンズ構成はそのままに、ハウジングを新たに作ることで「シネレンズ化」してきたが、今回の新製品の3本のうち、28mmと40mmはスチル用レンズのベースはなく、シネレンズと同時に開発されたようだ。28mm F1.4と40mm F1.4はスチル用レンズも発表されている。

40mmという焦点距離はムービー用としては使用頻度が高いが、スチル用としてはパンケーキレンズとして他社にも例があるが、F1.4クラスの大口径レンズはほとんどないといってよい。つまり、この焦点距離はシネレンズのラインナップのために設計されたとみていいだろう。

これまでのシグマのシネレンズは、スチル用レンズをベースにしていたため、ブリージングを抑えることはあまり考慮されていなかったが、40mm T1.4はそれほどブリージングは気にならなかった。

まさにシネマ市場向けに設計したようで、動画市場にかけるシグマの意気込みが伝わってくる1本だった。