ソニー、今年のNABで展示した製品などメディア向けの展示イベントを開催


ソニーは6月末、メディアソリューション事業の関連製品についてメディア向けの展示イベントを開催した。放送局向けとしてはクラウドソリューションやIPライブプロダクションシステムを提案。すでに地方局、ケーブル局などにも採用されているという。

ここではビデオグラファーが気になる製品をピックアップしてみた。(取材◉編集部 一柳)

2波受信対応チューナーURX-P41D

2波受信対応のダイバーシティチューナーURX-P41D。別売のSMAD-P5を加え、対応のXDCAMカムコーダーやα、シネマカメラと組み合わせることで、MIシュー経由でデジタル音声を直接カメラに伝送し、記録できるようになった(従来はMIシューを使いながらも音声信号はアナログになっていた)。より高音質での記録が可能に。またNFC SYNC機能により周波数をスキャンして自動的にチャンネル設定が可能。

ボディはやや分厚くはなっているが、ボディ長が短くなったことで、ハンドヘルドのこの位置に装着したときに液晶パネルに干渉しなくなった。

αレンズの新製品、FE PZ 16-35mm F4 Gは全長不変の電動ズーム

レンズの新製品で注目はFE PZ 16-35mm F4 Gで、ジンバルに載せた時のことを考慮し、小型軽量でかつズームしても全長が不変。しかも電動ズームになっている。このようにFX3になどにぴったりのサイズ。

α Eマウントの16-35mmのワイドズームはGM、ツァイスも存在し併売されるが、Gタイプは圧倒的に小型軽量だ。

 

プロフェッショナルドローン Airpeak S1にFX3

フルサイズミラーレス一眼αやシネマカメラのFX3を搭載して空撮できるタイプとしてはもっともコンパクトなドローン。システムソフトウェアがアップデートし、カメラ設定機能が拡張された。また対応カメラとしてα7 IVも加わっている。

 

FX3を置きカメラとしてリモートで操作

FX3はフルサイズのコンパクトなシネマカメラとして、タブレットでモニタリングし、かつカメラ設定を変えられることもあって、仕込みのカメラとしてもよく使われている。

 

電子ボールドアプリケーション(参考出品)

参考出品ながらワークフロー改善に役立ちそうなアプリケーションがこれ。タブレットに表示したQRコードを各カメラのショットの冒頭に写し込むことによって、撮影時にメタデータを付与するというもの。マルチカメラ撮影が増え、かつGoProやデジタル一眼など、多彩なカメラが使われるようになったことで、素材の管理は面倒になっている。各カメラにシーン、カット、テイクなどのメタデータを付与することで、ファイルを自動で振り分けるなど作業を簡略化するというもの。サービスの提供方法などは検討中だという。

 

ソニーのNAB2022発表内容はこちらから

https://www.sony.co.jp/corporate/information/news/202204/22-012/