「アース・ビジョン 第19回地球環境映像祭」が3月4日~6日、東京・新宿区の四谷区民ホールにて開催される。ドキュメンタリー、ドラマ、アニメーションなど、地球環境をテーマにした映像作品を3日間で17本上映する。参加費は協力費として1日1,000円(高校生以下無料)。3日間通しの協力費(カタログつき)もあり、一般2,000円、学生1,500円となっている。


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「アース・ビジョン 地球環境映像祭」は、地球サミットが開催された1992年に、アジアで初めての国際環境映像祭としてスタート。映像を通して地球環境について考えるきっかけとなる場を作ることを目的に、毎年東京で開催されている。国内外のすぐれた環境映像を集め、また映像制作者の交流の場ともなっており、映像祭にはアジア・オセアニア地域から映像制作者を多数招いている。
日本を含むアジアとオセアニア(ミクロネシア諸島含む)在住の作家を対象に、地球環境をテーマにした映像作品の募集を行い、毎年1次審査通過作品の上映会を10月~11月に開催、2次審査を経て受賞作品を決定し、翌年3月に本祭を開催する。このほか、受賞作品や応募作品の一部を「Best of Earth Vision」として、作者などの協力を得て、国内外でさまざまな上映会を開催したり、作品の貸し出しなどを行っている。
第19回地球環境映画祭の開催概要は下記の通り
日時 3月4日 14:00~19:15
    3月5日 10:00~19:15
    3月6日 10:00~最長20:30(アース・ビジョン大賞受賞作品によって異なる)
会場 新宿区四谷区民センター(東京都新宿区内藤町87番地 四谷区民センター9階)
    http://shinjuku-kuminhall.com/pc/pdf/yotsuya_map.pdf
参加費 協力費1日1,000円 高校生以下無料・事前予約不要
      3日間通し協力費(カタログ付き)一般2,000円 学生1,500円
問:アース・ビジョン組織委員会 Tel. 03-5802-0525(直通) 03-3813-9735(本部)
http://www.earth-vision.jp



上映作品(一部抜粋)
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稲作ユートピア ★(タイ/2009/監督:Uruphong Raksasad/122分)
タイ北部の農村で、小作農として働くことになった家族を通して、農と暮らしのいまを切り取る。(3月6日)

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オオタカ―風の如く(韓国/2009/監督:Lee Yeonkyu/47分)
空を翔るオオタカを鮮烈な映像で描くネイチャーフィルム。(3月4日)

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めんどりのパオラ(ベルギー/2009/監督:ルイーズ=マリー・コロン、
クェンタン・スペゲルとブレスーポルト小学校2年生の子どもたち/6分)
(3月5日/子どもプログラム)

15Hunter.jpg小さな狩人(イラン/2008/監督:Jafar Nourmohammadi/22分)
鳥の鳴き声の真似が上手な少年を利用してハンターたちは狩りをする。心配した先生は…。(3月6日)