マスプロ電工は4K/30p撮影に対応した360°パノラマ撮影が可能なアクションカメラ・コダックPIXPRO SP360 4Kを11月27日に発売する。価格はオープン直販サイトでの販売価格は59,500円。

水平方向に360°、垂直方向に235°のパノラマ撮影が可能

SP360_4K.png
 SP360 4Kは水平方向360°、垂直方向に235°の全方位撮影できるGLOBALモード時での解像度は2880×2880ピクセルでのパノラマ撮影が可能。撮像素子は1/2.3型の裏面照射CMOS、有効画素数は1,240万となる(全方位撮影のGLOBALモードでは約800万画素)。レンズは開放F2.8。電子式手ブレ補正も備える。
 撮影モードは通常の動画/静止画に加え、古い記録から上書きしていくエンドレス録画やタイムラプスにも対応する。記録メディアはmicroSD(128GBまで)。バッテリー容量の関係で4K/30p撮影は最大55分になるという。スマートフォンの専用アプリはNFC対応で簡単にWi-Fiで連携できる。現場でのカメラ映像のモニタリングや再生やSNSへの映像アップロードにも対応する。
SP3604k_mode.jpg
 撮影した2880×2880はPCの専用ソフトで11種類のモードで再生できる。さらにそれぞれの再生モードの形状で動画ファイルとして書き出すこともできる。
また、USB Video Classに対応しており、WEBカメラとして使用することも可能だ。

遠隔操作ができるリモコンや2台マウントできるベースマウントも

sp360_4k06.jpg
別売のリモコンRR-BK01(円)を使うと複数台のカメラを遠隔操作できる。また、2016年1月下旬にはSP360 4Kを2台装着できるダブルベースマウントも発売予定。これによって水平だけでなく垂直方向も360°の全天球動画が撮影できる。2台のカメラで撮影したパノラマ動画は、12月下旬頃に公開される無料専用ソフトでスティッチング(合成)することで、全天球動画を作ることができる。従来から発売されているHDモデルSP360向けのダブルベースマウントも同時期に発売される予定で、同じソフトで全天球動画を作成できる。

SP360 4Kで撮影したサンプルムービー


◆ニュースリリース
http://www.maspro.co.jp/new_prod/sp360_4k/index.html
◆製品情報
http://www.maspro.co.jp/products/pixpro/sp360-4k/index.html