ズームH2n、ファームアップで VRコンテンツ用サラウンド録音に対応


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 ズームは、4ch音声収録が可能なコンパクトリニアPCMレコーダーH2nをバーチャルリアリティ(以下「VR」)コンテンツ向けのサラウンドレコーディングに対応させる最新ファームウェアを発表した。
 新たに追加された「Spatial Audioモード」により、グーグルのVRコンテンツプラットフォーム「JUMP」に対応する立体音響の収録が可能になる。前後左右の4方向(前後左右)を収録でき、YouTube上でのVRビデオ視聴時には、VR環境を通じて映像の向きを変更すると、それに応じて音像位置も変化する。
 収録方式はオムニ、左/右、前/後の各トラックを含んだ4チャンネル・マルチトラックWAVファイル。また、YouTubeではサラウンドオーディオフォーマットのネイティブサポートが開始され、H2nの「Spatial Audio」モードで収録したファイルは同サイト上での再生時に自動的にデコード処理される。


◆ファームウェア
https://www.zoom.co.jp/ja/products/handy-recorder/h2n-handy-recorder
◆ニュースリリース
https://www.zoom.co.jp/ja/H2n-update-v2

vsw