セレボはHDMI入力の映像をH.265にエンコードし、1080/60pのライブ配信やmicroSDへの同時録画に対応するLiveshell Xを発表した。発売は2016年夏を予定しており、価格は同社直販サイト「Cerevo official store」で69,800円(税別)となる。
配信中の同時録画や3ch同時ストリーミングにも対応
▲LiveShell Xの操作画面。ブラウザ上のDashboardというアプリで操作する。
配信時の画質は従来モデルのLiveShell PROやLiveShell 2では最大720/30pまでとなっており、配信中は録画することはできなかったが、Liveshell Xでは最大1080/60p(ビットレートは最大20Mbpsで現在調整中)で配信が可能になっており、配信中のmicroSDへの録画にも対応した。
さらにYouTube liveやTwitch、Ustreamといった各種配信サイトへ同時に3ストリームの動画を配信できるようになった。
要望の多かった透過PNGにも対応
LiveShellシリーズで搭載している画像挿入機能では、要望の多かった透過PNGをサポート。画像の背景を透過したPNG画像を使うことで、テキストやロゴのみをライブ配信映像に重ねて表示できる。
PCやタブレットでのリアルタイムプレビューも
「VLC Player」などのアプリケーションを利用することで、ライブ配信や録画中の映像をタブレットやPCで同時にストリーミング再生できる。HDMIモニターや分配器などを別途用意することなく、ほぼリアルタイムにライブ配信の映像を確認できる。
装備端子やボタン配置
▲本体前面
▲本体背面
アナログ音声入力(ステレオミニ)や5GHz帯の無線LAN、有線LANポートなども備える。microSDは本体側面に備えられている。バッテリーは内蔵で連続3時間駆動する。
●製品情報
http://static-shell.cerevo.com/x/ja/product.html
●ニュースリリース
https://info-blog.cerevo.com/2016/04/19/2232/