AX100から体積約30%、質量約20%減の小型・軽量化。
4K/100Mbpsの記録モードも
ソニーはレンズやセンサーを搭載したカメラユニット全体を動かすことで強力なブレ補正を実現する空間光学手ブレ補正を採用する4KハンディカムFDR-AXP35、AX30を発表した。価格はいずれもオープンで145000円前後、FDR-AX30が130000円前後になる見込み。両機のカメラ性能は同等で違いはプロジェクターとEVFの有無。
撮像素子は1/2.3型の裏面照射CMOSセンサーを採用。レンズはZEISS バリオ・ゾナーT*。動画撮影時の焦点距離は35mm判換算で29.8-298.0mm、開放F値はF1.8-3.4となる。昨年発売された上位モデルのAX100は2015年も継続販売されるが、体積約30%、質量約20%減の小型・軽量化を実現。AX100では内蔵メモリーは非搭載だったが、AXP35、AX30ともに64GBの内蔵メモリーが搭載される。
注目ポイントとしては今回のモデルからXAVC Sの記録モードに4K/100Mbpsの高ビットレート撮影モードが搭載されたこと。内蔵メモリーには問題なく記録できるが、SDXCメモリーカードClass10以上、UHS-I U3以上が必要となる。なお、AX100については3月中にユーザーアップデートで対応予定だという。
主な新機能
ハンディカムを母艦にアクションカムやサイバーショット、レンズスタイルカメラをWi-Fi接続し、マルチカメラ収録が楽しめる『マルチカメラコントロール』を搭載。最大5台までのカメラを同時に接続できる。また、ズームや笑顔などの撮影時の情報や、撮影時や再生時にユーザーが付けたハイライトポイントなどシーンの分析を元にハンディカムがショートムービーを自動編集してくれる『ハイライトムービーメーカー機能』、Ustreamによるライブ配信にも対応した。
◆ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201501/15-0114/