4K/30p記録にサブカメラも搭載
いろいろな撮影機能を持つ「W」「X」モデル登場

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パナソニックは4Kの撮れるビデオカメラとして、2014年10月に発売したHC-X1000に続き、さらにコンパクトモデルのHC-WX970Mをリリース。X1000は4K/60pだが、このWX970Mは4K/30p対応となる。2014年モデルで好評を得た、液晶モニター横に設けられたサブカメラによる「ワイプ撮り」機能も合わせて搭載し、型番も「W」と「X」の両方がついている。
色はブラックとブラウンの2色展開。発売は1月23日、価格はオープンで推定14万5,000円前後となっている。


主な特徴

撮像素子はX1000と同じ1/2.3型4KハイスピードMOSセンサーを採用。これに4K対応のクリスタルエンジンを積み、レンズは光学20倍ズームとした。「小さな4K生まれました」という同社キャッチコピーのように実際コンパクトなハンディカメラで、手にちょうどおさまるサイズ。
ワイプ撮りは従来のサブカメラによる子画面撮影に加えて、スマホやWi-Fi機能を持つ同社ビデオカメラ等からの映像も子画面に記録する「ワイヤレスワイプ撮り」機能もあり、ますますこの機能への訴求を強めている。
また、4K記録には非対応だが、世界初となる(2015年1月時点) HDR動画機能も装備。明暗差の大きいシーンで使うと、コントラストをおさえた画像をリアルタイムに生成する。注目したいのは4Kでも高速に合わせてくれるAF性能で、これは実際にためしてみて威力を実感できるものだった。ほかにも、5軸ハイブリッド光学補正、傾き補正など、ビデオカメラとして画作りに役立つ機能のほか、再生面でも [4K→HD]変換機能をはじめ様々な映像変換機能を持っている1台となっている。