株式会社TYOは、第4回「TYO学生ムービーアワード」の表彰式を、3月7日(木)に赤坂インターシティコンファレンスにて開催し、最終ノミネート5作品の中から受賞作品を発表した。

第4回目となる本アワードでは「初心者」というテーマで、学生が自由に制作した60秒のショートフィルムを募集したところ、多数の作品が寄せられました。最終ノミネート作品を選出するにあたり、特別審査員として俳優で国際短編映画祭代表の別所哲也氏と、男女8人組の「ダウ90000」主宰として演劇・お笑い・コント・ドラマなど様々な分野で多彩な才能を発揮している蓮見翔氏が参画した。

最終ノミネート5作品の中から金賞は『Brave Grandpa』 立命館大学 佐野文哉さん、銀賞は、『おじいさんデビュー』 佐賀大学 桶本優さん、銅賞は『Unknown Noise』 武蔵野美術大学 佐藤雪乃さん、『「初」』 立命館大学 盛岡三夏さん、審査員特別賞は『トラバーチン模様のうた』 関西大学 瀬こころさんに決定した。

表彰式当日は別所哲也氏による司会進行のもと、盛況のうちに閉式した。また、当アワードの主催社代表の早船は次のように総評した。「今回も様々な作品が寄せられました。それをどう解釈するか、どう理解するか、見ていて楽しかったです。映像を作って表現して伝わる形にすることはとても魅力的でやりがいのある仕事と感じています。皆さんが将来の映像業界を盛り上げていってほしいと感じています。」

 

 

▲左から審査員の佐藤 渉(TYO)、金賞受賞の佐野 文哉さん

 

◉金賞『 Brave Grandpa 』

立命館大学 映像学部 映像学科 3年

グループ応募・代表者 佐野 文哉

【受賞コメント】

昨年も応募したのですが、最終ノミネート作品にも入らなかったので、今年は金賞をとれて嬉しいです。制作期間としては、企画、ポスプロにそれぞれ1カ月、撮影は半日くらいかけて作りました。賞金は、来年の卒業制作で1時間尺の映画を作るのでそれに使わせてもらいたいと思います。

 

◉銀賞『おじいちゃんデビュー』

佐賀大学 芸術地域デザイン学部 芸術地域デザイン学科

地域デザインコース 3年

桶本 優

【受賞コメント】

今回出演してくれたのは自分の祖母と祖父で、最終ノミネート作品に選ばれて大変喜んでいました。わかりやすく「孫が産まれた」などであればおじいちゃんになりますが、人間はいつからおじいちゃんになるのだろう?という単純な疑問から作品を制作しました。

 

◉銅賞『Unknown Noise 』

武蔵野美術大学 造形学部 視覚伝達デザイン学科 2年

佐藤 雪乃

【受賞コメント】

このように自分の作品を評価されるのは初めてなので嬉しい気持ちでいっぱいです。今回、「初心者」というテーマから赤ちゃんが思い浮かびました。聞くこと、見ること、全てのことが初体験である赤ちゃんをテーマに、赤ちゃんが怖いと感じる気持ちを想像して視覚化しようと思いました。

 

 

◉銅賞『「初」』

立命館大学 映像学部 映像学科 2年

グループ応募・代表者 盛岡 三夏

【受賞コメント】

大学の仲間たちと作った作品がこのような形で評価されてとても嬉しく思います。まずは「初心者」の切り口を色々と考えてから制作を進めました。「絵を初めて描く男の子」と「自転車に初めて乗る女の子」という2軸で二人の初な恋愛模様というものを作りました。

 

 

◉審査員特別賞『ラバーチン模様のうた』

関西大学 総合情報学部 総合情報学科 2年

グループ応募・代表者 瀬 こころ

【受賞コメント】

このような賞をもらって感無量です。最終ノミネート作品が発表される前から、審査員特別賞は自分のものだと思っていました。作詞作曲も自分で行い、見ていて気持ちよくて、なぜかもう一度見たくなる作品を作りたいと思い、映像の間などにこだわって制作しました。

 

 

▲表彰会場の様子。

 

TYO学生ムービーアワード公式サイト

https://tyo-gama.jp/award/04/