日本ではまだ発売になっていないアドビ システムズのCS4シリーズの中核、Adobe Premiere Pro CS4に早くも4.0.1アップデータが用意され、配布が開始された。


◆Final Cut Proとの連係機能がポイント
4.0.1update.jpg
12月中旬の発売が待たれるアドビ システムズのCS4シリーズ。そのうち、ビデオサロン読者と最も関係の深いAdobe Premiere Pro CS4に早速、アップデータが用意された。最も注目されるのが、Final Cut Proとのシームレスな連係が可能になったこと。「Final Cut Proからは、変換作業やレンダリングのやり直しを行うことなく、共通で使用されるエフェクトやトランジションを保持したまま Adobe Premiere Pro CS4バージョン 4.0.1へ直接プロジェクトを移行することができます」(ニュースリリースより)という。これが可能になれば、Adobe Encore CS4を使ったBDオーサリング作業がスムーズになることが期待できる。
 その他に、RED R3Dのネイティブサポート、Open Media Framework(OMF)フォーマットへの書き出し、および Advanced Authoring Format(AAF)によるプロジェクトの読み込み/書き出しをサポートする。