株式会社銀座十字屋ディリゲント事業部は、AngelbirdのCFexpress Type Aカード『AV PRO CFexpress A』の256GB/512GB/1TBモデルを12月13日より発売した。価格は256GBモデルが31,980円、512GBモデルが48,980円、1TGモデルが98,980円(税込)。

『AV PRO CFexpress A』は、最大転送速度が読み出し1,800MB/秒、書き込み1,650MB/秒で、SEモデル(2024年10月発売)の2倍の転送速度を実現。持続速度は読み出しが1,700MB/秒、書き込みが800MB/秒。

最新のCFexpress 4.0規格に対応。さらに、すべての容量モデルにおいて100%のオーバープロビジョニング(OP)を採用。

ソニー製のCFexpress Type A対応カメラでの使用を想定しており、対応カメラは以下のとおり。(2024年12月現在)
•  ソニー α1、 α1 II
•  ソニー α7 IV、 α7R V、α7S III
•  ソニー α9 III
•  ソニー FX3、FX30、 FX6


オーバープロビジョニング(OP)による技術的なメリット

1. 高速な書き込み性能の維持
大容量データの連続書き込みでも書き込み遅延が最小限に抑えられ、バッファー超過による撮影の中断を防ぎ、スムーズな撮影をサポートする。

2. 耐久性と寿命の向上
ウェアレベリングの最適化により、データ書き込みがメモリー全体に均等に分散され、不必要な書き込みを減少。これにより、メモリーセルの劣化を防ぎ、長期間にわたり高性能を維持する。

3. 安定したパフォーマンス
パフォーマンスの一貫性と高負荷環境での信頼性により、使用容量が増えても性能の低下が起こりにくく、4K/8K動画撮影や高速連写などの高負荷な状況でも安定した速度を維持する。

4. データの信頼性向上
エラー訂正とバッドブロック管理を強化し、OP領域を活用してエラー訂正コード(ECC)の効率化や不良ブロックの管理を行うことで、データの整合性と安全性を高める。


CFexpress Type A対応ハイエンドカメラでのメリット

1. 大容量データの高速処理
高解像度画像の迅速な書き込みと高速連写時のバッファークリア速度向上により、超高画素カメラでの大容量ファイルもスムーズに処理。連写可能枚数が増加し、ワークフローを効率化する。

2. 連続撮影の安定性
効率的なデータ管理と負荷分散により、長時間の連続撮影でも速度低下やカードの発熱を抑制。重要な瞬間を確実に捉え、撮影中のトラブルを防ぐ。

3. 大容量データの効率的な管理
カードの大容量と高速性能により、高解像度画像や高ビットレート動画を多数保存する際のデータ管理が効率化。撮影後の高速読み出しでPCへの転送時間を短縮し、編集作業をスムーズに開始できる。



◉製品情報
https://dirigent.jp/angelbird/av-pro-cfexpress-a

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