BD版「ヱヴァ」、ソニーのSBMV技術導入でなめらかに


ソニー系ポストプロダクションとして知られるソニーPCL株式会社は、ソニーが開発した映像用階調補完技術“Super Bit Mapping for Video(SBMV)”を使ったBlu-ray Discビデオ用のエンコード環境を構築した。そして、その技術を使った第1弾となるのが5月27日発売のBDビデオ版「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.11 YOU ARE (NOT) ALONE」だ。


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 ソニーから提供されたデータを見ると空の階調が滑らかになっているのがわかる。なんでも人間の視覚特性を利用した演算処理が施されており、滑らかな階調を表現しているのだという。
SBMVがかかっていない映像を見ると、階調が等高線のように荒くなってしまっている。こうした現象を「カラーバンディング現象」と言う。
 BDビデオには映像信号が8bitで記録されるが、オリジナルが10bitで制作された場合には、エンコードの際に8bitへの変換作業が必要になる。その変換作業の際にこうした現象が発生することがある。
 この技術は“2011年画質”でお馴染みのソニーBDレコーダーにも搭載されている映像処理チップ「CREAS」でも採用されている。
 
◆その他のシーン(写真をクリックすると大きな画像が見られます)




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SBMVあり

SBMVなし

こちらも山肌のグラデーションに注目すると違いがわかる
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SBMVあり

SBMVなし

後頭部から襟元の影にできているカラーバンディングが消えている
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SBMVあり

SBMVなし

右側のSBMVなしを見るとズボンのあたりに
カラーバンディングが出ている
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◆今回初めてSBMVが採用されたBDソフト
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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.11 YOU ARE (NOT) ALONE」
5月27日発売 
6,090円
キングレコード