ブラックマジックデザイン、ASCのスチュアート・ドライバーグ撮影監督が Penfoldsの短編映像をURSA Mini Pro 12Kで撮影したことを発表


ブラックマジックデザインは、ASCのスチュアート・ドライバーグ(Stuart Dryburgh)撮影監督が、オーストラリアのワインメーカー、Penfoldsの短編映像の撮影にURSA Mini Pro 12Kデジタルフィルムカメラを使用したことを発表した。Blackmagic RAWで撮影され、DaVinci Resolve Studioでグレーディングされたこの映像は、オーストラリアとカリフォルニアのブドウをブレンドしたPenfoldsの新製品、カリフォルニア・コレクションの発売を記念するものである。

ドライバーグ撮影監督は、これまでにテレビ番組や、「Life!」、「ブリジット・ジョーンズの日記」、そしてアカデミー賞の最優秀撮影監督賞にノミネートされた「ピアノ・レッスン」などの長編映画を撮影してきた。今回のプロジェクトでは、高度に様式化された撮影が求められた。

販売記念リモートライブ配信の一環として披露されたこの映像では、鮮やかな赤を背景にしてダンサーたちが踊る。振り付けは、オーストラリアのブドウの挿し木が海を超えてカリフォルニアで植えられるまでの過程、南北半球の繋がり、そしてワインのブレンディングを経てカリフォルニア・コレクションが作られるまでを象徴化したものである。

「この映像は、非常に具体的にデザインされています」ドライバーグ撮影監督は説明する。「Penfoldsのカラーである、濃い赤を具現化した印象的な振り付けになっています。ダンサーたちのシルエットが赤い背景に映るシーンがありますが、このような彩度の高いイメージを扱えるカメラを使用することが非常に重要でした」

ドライバーグ撮影監督によると、彩度が高く濃い赤を扱うことは、デジタル撮影において非常に難しいことだという。「彩度およびコントラストが高い赤を背景にして撮影したのですが、URSA Mini Pro 12Kは、完璧な働きをしてくれました」とドライバーグ撮影監督。

Blackmagicの第5世代カラーサイエンスのフィルムカーブは、カメラセンサーから得たカラーデータをフル活用する。これにより色応答がさらに向上し、高コントラストのシーンにおける彩度の高いカラーのレンダリングもより高品質で実現できる。

イヴァ・ミッジリー(Eva Midgley)監督は次のようにコメントしている。「Penfoldsは高級ブランドなので、ハイレベルのルックが求められました。また、ブランドを象徴する赤を全編で使用したいと思っていました。明るい赤の背景に赤い照明を当てることでこれを実現しました。また、ダンサーたちの衣装もすべて赤でした。URSA Mini Pro 12Kは色を正確に読み取ってリッチなルックを生成します。フッテージには膨大な解像度が含まれています。最終的な映像は非常にゴージャスになりました」

「Penfoldsワイナリーの177年の歴史、そしてオーストラリアのブドウの挿し木をカリフォルニアまで運んで移植するという根気に、大いにインスピレーションを受けました。挿し木の成長、ワイン・ブレンディングなどが、全てのインスピレーションとなったんです」

ミッジリー氏は続ける。

「2つの半球が、ダンスという言語を介して1つになりました。URSA Mini Pro 12Kは高解像度を扱えるので、高速のターンや高いジャンプなどの動きを120fpでキャプチャーできました」

ポストプロダクションでは、カラリストのケヴィン・ラティガン(Kevin Ratigan)氏がDaVinci Resolve StudioおよびDaVinci Resolve Micro Panelを使用してグレーディングを行なった。同作はBlackmagic RAWで撮影されたので、ポストプロダクションでより詳細なカラーコントロールが可能であった。ラティガン氏は第5世代のBlackmagicカラーサイエンスにより、カメラセンサーから得た膨大な量のカラーデータをフル活用したという。

「グレーディングの締め切りが厳しかったのですが、DaVinci Resolve Studioは非常に役立ちました」ラティガン氏は続ける。

「ダンサーたちを強調することが目的でした。つまり、情熱的な深い赤と温かみのあるカラーパレットを活かしながらスキントーンを自然に保つようにしました」

ラティガン氏はまた、作中の赤をPenforldsのブランドカラーに近づけるという任務も負っていた。「最初にバランスとルックを設定した後、様々なカーブを使用しました。Penfoldsのブランドカラーを心に留めておくことで、赤の色相に深みを持たせ、ショット間の繋がりを強めることができました。色相 vs 色相、色相 vs 輝度、そして色相 vs 彩度のカーブは、繊細な修正で全てを統一するための必要不可欠でした」

ラティガン氏は続ける。

「今回のプロジェクトでURSA Mini Pro 12Kを使用できたことは、とてもエキサイティングでしたね。簡単で使い勝手がよく、アクセスしやすいメニューおよびUIが気に入っているだけでなく、イメージを限界まで押し広げることができるんです。「様々な状況でこのカメラを使用してきましたが、極端な状況における実力は確認できていませんでした。しかし、URSA Mini Pro 12Kはすばらしい仕事をしてくれました」

ラティガン氏は最後こう結んだ。

 

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