ブラックマジックデザインの発表によると、長野県小布施町で開催されたスラックラインワールドカップ2017の4Kの生中継とインターネット配信のワークフローに、Blackmagic Web Presenter、ATEM 2 M/E Broadcast Studio 4K、HyperDeck Studio 12G、多数のTeranex Mini など、数々のブラックマジック製品が使用された。

スラックラインとは、幅 5cm のライン上でアクロバティックな技を展開し、その難易度や美しさを競う競技。世界80カ国に約300万人の愛好者がいるが、日本ではまだ知る人ぞ知るスポーツだ。

©スラックラインワールドカップジャパン実行委員会

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そこで、アジア初開催となる今回のワールドカップをきっかけに全国にスラックラインを広めるため、(株)ユー・ブイ・エヌ代表取締役の金森郁東氏が4K生中継とインターネット配信のテクニカルコーディネートを行なった。また、(有)VIVIDの中継車に構築された4Kシステムに数多くのブラックマジック製品が使用されている。

「今回、多くの Teranex Mini を使用した。シンプルで使いやすく、安価なためだ。またスイッチャー以外にも、後日ダイジェスト放送をするために HyperDeckStudio 12G で収録を行った。12Gの簡便なワークフロー群の中で使用したいという考えがあり、迷うことなく HyperDeck Studio 12G を選定した。4K中継車のインフラ群に今回のような多台数のカメラやVソースの再生系を追加で本線入力する場合、3Gでの構築では複雑すぎて到底対応できない。」(金森氏)

「ATEM 2M/E Broadcast Studio 4K は 4K/60p 対応でオグジュアリが6系統ついているため、プログラム出力をマルチに展開できた。またフレームシンクロナイザー搭載で、非同期の信号がそのまま入力できる点もとても良かった。」(金森氏)

©スラックラインワールドカップジャパン実行委員会

放送本線の出力は Blackmagic Web Presenter につなぎライブ配信用に720pに変換され、YouTube と Facebook でのライブ配信を行った。

「Blackmagic Web Presenter につなぐだけで高品質のウェブストリーミングができ、国内外の人々にスラックラインという競技を知ってもらう機会を多く設けることができた。」(金森氏)

金森氏は最後にこう結んだ。

「事前リハーサルはなく当日実装を行うしかなかったが、シンプルな仕様のブラックマジック製品を使用することで短時間でその日じゅうに思い通りのシステムを構築できたのはとても助かった。ブラックマジック製品はラインナップが豊富なため、あまり他社製品に頼らずスムーズにシステムを構築できる。そして、すべての製品が一度も落ちることなく安定して運用できた。ブラックマジックデザインの製品なしでは今回のイベントは成立しなかったと思う。」(金森氏)

 

ブラックマジックデザイン
https://www.blackmagicdesign.com/jp