Cerevo、5万円を切るワイヤレス対応のタリーランプシステム「FlexTally」開発


コネクテッド・ハードウェアの企画・開発を手掛ける株式会社Cerevoは、ワイヤレスと有線の両接続に対応したタリーランプシステム「FlexTally(フレックスタリー)」を開発。米国時間4月24日に開催される放送機器展「NAB Show」において開発中の実機を展示する。発売は2017年夏以降、価格はランプを4個セットにしたモデルで5万円前後を予定している。

タリーランプシステムは、複数カメラによる収録・ライブ配信で使用される機器。本システムを導入することで、カメラのレンズ付近に設置した「タリーランプ」と呼ばれる表示灯が点灯し、どのカメラの映像が使われているかを出演者が簡単に確認できるようになる。

特徴

●LiveWedgeに接続する親機と、カメラに取り付ける4台の子機がセットになったタリーランプシステムで、スイッチング操作に合わせて自動でランプが点灯。

●ワイヤレス通信は315MHz帯(特定省電力無線)を採用し、見通しのよい場所で100m程度の通信距離を確保。有線接続はRS-485のシリアル通信を採用。数百メートル以上の距離で敷設が可能なほか、端子台を介することでデイジーチェーン接続にも対応。

●Cerevoのライブ配信機能搭載ビデオスイッチャー「LiveWedge」と組み合わせて利用する場合は設定が不要。他社製スイッチャーの対応も予定(※)。

●タリーランプのLEDには屋外でも利用できる高輝度なLEDを採用。バッテリー内蔵で6時間動作が可能で、電源が確保できない環境でも手軽に利用できる。ランプは追加することで最大32台まで1台の親機に接続可能。

※ Blackmagic Design社の製品に対応予定


NAB Show出展情報
会期:4月24日〜4月27日
会場:Las Vegas Convention Center
出展場所:Central Hall C1046

FlexTally 詳細
https://flextally.cerevo.com

株式会社Cerevo
公式twitter http://twitter.com/cerevo/
コーポレートWeb http://cerevo.com/

vsw