キヤノンの動画関連の機材は、会議棟のほうで開催されたプロフェッショナル動画セミナーに隣接する展示コーナーに集められた。昨年発売したEOS C200は、メーカーで想定したよりも販売好調だという。EOS C200は、スチル用EFレンズではなK、CINEMA EOS SYSTEMの純正のコンパクトズーム18-80mmを装着して、シネカメラシステムとしてシステムアップされた状態を見せていた。

純正の状態だとどうしても液晶パネルが近いのだが、サードパーティのVOCASのリグを利用することで、液晶モニターの位置を前に出して、ポジション的に楽に撮影できるようにしていた。下のプレートはZacuto。バッテリーはVマウントのIDX製のバッテリーで駆動。ショルダースタイルでの運用もできる。

本ブースのほうは、2月末に発表し、3月23日に発売する、EOS Kissシリーズの最新機種「EOS Kiss M」を中心に展示。同機はKissシリーズとして初となるミラーレスモデルで、動画撮影は120pまでのHDをはじめ24pの4K(3840×2160)、4Kタイムラプス動画にも対応する。