ブラックマジックデザインは、米国ロサンゼルスを拠点とするDigitalFilm Treeが、CBSチャンネルの人気ドラマ「NCIS:LA~極秘潜入捜査班」のグレーディングにDavinci Resolveを使用したことを発表した。


 Davinci Resolveは世界中の映画、テレビ番組、CMなど様々なジャンルでグレーディングに使われているカラーコレクション・システム。近年は「アバター」、「ロビンフッド」、「ザ・ファイター」などの映画作品でも使用されている。
 DigitalFilm Tree社はソフトウェア開発も行う制作・ポスプロ・コンサルティング会社で、「NCIS:LA~極秘潜入捜査班」ではカラーコレクションサービスとVFXデザインを行なっているが、同社はドラマの最新シリーズの途中からグレーディング作業をDavinci Resolveに切り替えることにした。現在、2部屋のグレーディングスイートに2式のコントロールサーフェス付きResolveを設置し、HD・2Kのモニタリング用にHDLink Pro 3D Display Portも使用している。
 DigitalFilm Treeの設立者・Ramy Katrib氏はDavinci Resolveの導入について、次のように語っている。「毎週放送があるような作品のカラーコレクションにはスピードが求められます。そのニーズを満たすにはResolveのリアルタイムパフォーマンスが不可欠です。試写の度にアプリケーションから離れることなく、締め切りの迫っている作品のグレーディングができますし、始めに全体的な色調整をしたら、あとは、クライアントと一緒に変更を加えて行きます。Resolveを使うようになってから、ショットの受け渡しなどに使う時間が減って、よりクリエイティブな作業に時間を費やすことができるようになりました」
 また、同社オンラインエディター兼カラリストのPatrick Wooder氏は、コントロールサーフェスを用いたグレーディングについて「特に、Resolve のコントロールサーフェスを使うことによって作業効率は格段に上がります。当たり前ですが、Resloveのソフトウェアとの相性は完璧ですね。コントロールサーフェスは、まさにカラリストによるカラリストのためのもの、という感じです。体が自然と動くように設計されていて、スクリーンを見ながら、グレーディングに集中できるんです」と評価している。
DaVinci Resolve
http://www.blackmagic-design.com/jp/products/davinciresolve/
ブラック・マジック・デザイン
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