ブラックマジックデザインは3月3日に同社のカラーグレーディングソフトDaVinci Resolveのハードウェアコントロールパネルを発表。即日発売を開始した。今回発表されたのはDaVinci Resolve Micro PanelとDaVinci Resolve Mini Panelの2モデル。メーカー曰く、個人ユーザーでも編集と共にカラーグレーディングを行うケースが増えており、両者を快適に運用できることを目指して開発した。毎日何時間も使うものなので、製品の精度にもこだわった。また、ロケ先など様々な現場での使用を想定し、可搬性も考慮した設計にしたという。

持ち運びも可能なコンパクトモデル・DaVinci Resolve Micro Panel

 

DaVinci Resolve Micro Panel

113,800円

3つのトラックボールと本体上部にはプライマリーカラーコレクションのツールすべてにアクセス可能な12個のコントロールノブを搭載。パソコンと接続して、USB給電で駆動する。中央のトラックボールの上部には、LogとOffsetの切り替えを行うキーを備える。さらにノートPCでの使用に最適なDaVinci Resolveのフルスクリーンビューアでの表示をコントロールするキーも用意する。右側のキーは、使用頻度の高いグレーディング機能や再生コントロールに素早くアクセスできる。

 

小型ながらイーサネット接続で大規模施設への導入にも対応するDaVinci Resolve Mini Panel

DaVinci Resolve Mini Panel

339,800円

Micro Panelと同様、3つのトラックボールを搭載。それに加えて、ツールの切り替え、カラーコレクターの追加、ノードツリーのナビゲーションを行う様々なボタンも装備する。2つのLCDモニターでは、選択しているツールのメニュー、コントロール、パラメーター設定を表示できる。また、イーサネットに対応しているので、ネットワーク経由で本機を操作することも可能になっている。大規模施設に常設するような使い方にも対応できる。また、イーサネットPoE対応しており、ネットワーク接続から電源供給が可能になっている。

 

◉製品情報

https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve/control