DJIは、スマホ用ジンバル「Osmo Mobile 7シリーズ」を発表した。ラインナップと価格(ともに税込)は以下のとおり。

・Osmo Mobile 7P:18,480円
・Osmo Mobile 7:13,310円

『Osmo Mobile 7P』(写真左)と『Osmo Mobile 7』(写真右)



「Osmo Mobile 7シリーズ」は、『Osmo Mobile 7P』と『Osmo Mobile 7』の両製品ともに、DJIの第7世代映像ブレ補正技術、ActiveTrack 7.0技術、およびスマートフォンでシネマティック品質の映像を撮影するための一連のインテリジェント機能を備えている。

『Osmo Mobile 7P』は、「Osmo Mobile 6」の軽量でポータブルな堅牢なトラッキング機能を維持しながら、より強力な3軸スマートフォンスタビライザーを搭載。

新しい多機能モジュールにより、被写体を簡単に追跡でき、複数の色温度と明るさレベルを統合したライトコントロールが含まれている。

多機能モジュールがマイク受信機として機能する場合、そのUSB-Cポートをスマートフォンに接続することで、高品質な音声伝送を実現し、さらにスマートフォンへの電力供給も可能。クイックなワンステップ展開、内蔵延長ロッド、そして内蔵三脚によってセットアップも容易にできる。


『Osmo Mobile 7』は、同クラスで最軽量のジンバルで約300g。『Osmo Mobile 7P』と同様に、コンパクトなデザインだが、よりエントリーレベルの価格で提供。また、クイック展開、内蔵三脚、ワンステップ収納が可能で、多機能モジュールは別売り。

多機能モジュールは、スマートフォンの標準のカメラアプリ、ライブ配信アプリ、その他のカメラアプリを使用して、クリエイターが被写体を簡単に追跡できるようにする。

人混みの中でも正確にフォーカスを維持したり、一時的にフレームから外れた被写体が再び入った場合に再取得することができる。このモジュールは、シンプルな磁気クリップでジンバルに簡単に取り付けることができ、ハンドジェスチャーを使用して写真を撮影したり、録画を開始または停止したり、トラッキングを有効化したり、構図を調整したりすることができる。

モジュールに手のひらを見せることで、インテリジェントトラッキングを開始または停止する。「V」ジェスチャーをすると写真を撮影。また、動画の録画を開始または停止することもできる。両手で「ダブルL」ジェスチャーをすると、被写体のフレーミングを調整する。 



DJI Mimoアプリとペアリングすると、Osmo Mobile 7シリーズはActiveTrack 7.0を使用できる。

DJIの最も先進的な追跡技術として、ActiveTrack 7.0はジンバルが被写体をトラッキングし、その動きを自動的に追従するように調整する。混雑した環境やアクティブな環境でも可能。

スマートキャプチャはジンバルが複数の被写体をスマートに検出することを可能にし、ユーザーは簡単なタップで1つの被写体にロックオンしたり、別の被写体へ切り替えたりすることができる。スムーズなトラッキングにより、ジンバルは撮影者がフォーカスしたい被写体を正確に捉える。被写体が隠れたり急速に動いたりしても継続的に追跡を維持する。

そのほかの注目の機能

◾️よりシネマティックなコントロールのためのサイドホイール
焦点距離を調整して、より柔軟な構図とスムーズなズームを実現したり、マニュアルフォーカスに切り替えたりできる。さらに、長押しで補助ライトを操作できるようになり、明るさや色温度を簡単に調整することで、撮影体験がより快適になる。

◾️Apple Watchに対応:DJI Mimoアプリを使用すると、クリエイターはApple Watchをジンバルのスマートリモコンとして使用し、撮影やカメラフィードをリモートで制御できる。

◾️最大操作時間10時間


『Osmo Mobile 7P』同梱物
『Osmo Mobile 7』同梱物


◉製品情報
https://www.dji.com/jp/osmo-mobile-7-series

DJI JAPAN株式会社
https://www.dji.com/jp