第 11 回 衛星放送協会 オリジナル番組アワードのグランプリが発表〜『 BS12 スペシャル 「 村本 大輔はなぜテレビから消えたのか 」 』に決定


一般社団法人衛星放送協会は、「第11回衛星放送協会オリジナル番組アワード」の授賞式を開催し、番組部門6ジャンルの最優秀賞の中から選出される「グランプリ」に、『BS12スペシャル「村本大輔はなぜテレビから消えたのか?」』(BS12トゥエルビ)が選ばれたことを発表した。

今年で11回目を迎えた「衛星放送協会オリジナル番組アワード」は、衛星放送協会の会員社が、専門チャンネルの強みを活かして制作した優れたオリジナル番組や、話題性のある編成企画を厳正なる審査の上、決定、表彰するとともに広く認知されることを目的に2011年に創設された。

「第11回衛星放送協会オリジナル番組アワード」の番組部門計6ジャンルの最優秀賞および、編成企画部門、番宣部門、CAB-J賞、ドラマ奨励賞、審査員長賞を含む全部門の最優秀賞を決定し、番組部門6ジャンルの最優秀賞作品の中から選ばれる「グランプリ」がこの度決定した。

 

グランプリ

番組部門(ドキュメンタリー)最優秀賞
『BS12 スペシャル 「 村本大輔はなぜテレビから消えたのか 』(BS12 トゥエルビ)

©️  BS12 トゥエルビ

 

以下コメント抜粋。

【企画意図】
放送業界では政治的発言をする芸能人は“難しい”と言われています。しかし、本当にそうなのでしょうか…?村本さんを通して、放送業界にいる自分自身、原点に立ち返ってテレビというメディアについて改めて考えたいと思い、この番組を企画しました。SNSの発達により誰もが影響力を持つ世の中になりましたが、一方でSNSの反応を心配するあまり社会が萎縮する現在の風潮も危険なのではないかと思ったことも企画した理由です。

【審査講評】吉岡忍氏(ノンフィクション作家)
コロナ禍は、閉塞した現在を生きる視聴者の知的欲求に応えていない、というテレビの弱点をあらためて明らかにした。たしかに膨大な情報は伝えているが、それを読み解き、ときには泣き、怒り、笑い飛ばして暮らしの質感に転化する力が、いまのテレビにはない。村本大輔はその弱みに気づいてしまった芸人である。彼は3.11被災地や原発事故の現場、都会の雑踏や地方の過疎地を歩き、現場と情報の目のくらむような落差を肌身に感じながら、あらたな笑いをつくり出そうと呻吟している。ニューヨークへ飛び、夢中で習い覚えた英語で小さな舞台に立つ姿からも、その必死さが伝わってくる。彼の言葉のいちいちを〝政治的発言〟などと忌避する日本のテレビに、われわれの未来を預けるわけにはいかない。自粛や忖度によって切り縮められた笑いの無力さを突き、テレビの弱点を突き抜けようとするテレビ――その可能性に賭ける村本と制作者に拍手を送りたい。

<再放送情報>
9月12日(日)午前 4:00~

 

◉オフィシャルHP
https://www.eiseihoso.org/award/2021/

ザテレビジョン衛星放送協会オリジナル番組アワード特設HP
https://ascii.jp/eiseihoso-award2021/