「FP-ZUH6000」ブラック(写真左)、「FP-ZUH6000」ホワイト(写真右)


富士フイルム株式会社は、業界唯一の「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載し、4K映像を投写できる超短焦点プロジェクター『FUJIFILM PROJECTOR ZUH6000』を開発した。カラーはブラックとホワイトの2色。超短焦点プロジェクター「Zシリーズ」の新たなラインアップとして、2025年夏に発売予定。

『FP-ZUH6000』は、「Zシリーズ」で初めて4Kの高精細な映像投写に対応し、優れた色再現となめらかな階調表現でイマーシブ空間を効果的に演出するプロジェクター。画像処理ユニットに最新のDLPチップを搭載。

最新のレーザー光源技術を採用し、6000lmの高輝度で色鮮やかな映像を提供するほか、軽量かつコンパクトな設計を実現。さらに、同社独自の光学エンジンを進化させ、現行機種「Z6000」と比べて約1.5倍優れた色再現性と、なめらかな階調表現を実現。

独自の「屈曲型二軸回転機構レンズ」により、レンズの回転だけで多方面に映像を投写できるほか、至近距離から大画面の映像を映し出すことが可能。また、クラス最高となる上下82%・左右35%のレンズシフト機能を搭載。プロジェクター本体の位置やレンズの向きを変えることなく、広範囲で投写映像の位置を移動できる。

本体サイズは、486(幅)×496(奥行)×175(高さ)mm、質量約17.5kg。

同社は、2025年2月4日~2月7日にスペインのバルセロナで開催されるメディア総合イベント「Integrated Systems Europe 2025」にて「FP-ZUH6000」を参考展展示する。



「FP-ZUH6000」の主な特長

(1)高精細4Kで色再現に優れた映像を投写可能

・「Zシリーズ」で初めて、4K(スクリーン解像度 3840 x 2160)の高精細な映像投写に対応。
・当社独自の光学エンジンを進化させ、優れた色再現となめらかな階調表現を実現。現行機種と比べて約1.5倍優れた色再現性が可能で、中でも赤の色再現性は現行機種比2倍と向上。

(2)高輝度6000lmの明るい映像と軽量コンパクト設計を実現

・最新のレーザー光源を採用し、6000lmの明るい映像を投写。
・(質量約17.5kg)かつコンパクト設計(幅486mm・奥行496mm・高さ175mm)を実現。

(3)「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載し、場所を選ばず意図どおりの空間演出を実現

・業界唯一の「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載し、レンズをマウント軸周りに90度、レンズ軸周りに360度回転させることが可能。本体を動かさずにさまざまな方向へ投写することで、壁やスクリーンのみならず、天井や床などにも簡単に映像を映し出せる。全方位360度の設置に対応。
・プロジェクターの本体を隠しレンズ部のみを露出した設置もでき、より没入感のある空間を創出。

レンズをマウント軸に90度・レンズ軸に360度回転可能。


(4)クラス最高となる上下82%・左右35%のレンズシフト機能を搭載

大型径非球面レンズを採用し、クラス最高となる上下82%・左右35%の広いレンズシフト機能を搭載。プロジェクター本体の位置やレンズの向きを変えることなく、投写映像の位置を広範囲に移動できる。

さらに、1.1倍の光学ズーム機構を備えているため、投写映像のサイズを簡単に調整可能。レンズシフト機能と組み合わせることで、映像の調整作業を効率的に行うことができる。

上下82%・左右35%のレンズシフト機能を搭載し、投写映像の位置を広範囲に移動可能。


1.1倍の光学ズーム機構を搭載し、投写映像のサイズを簡単に調節可能。


富士フイルム会社
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