6月20日発売のVIDEO SALON 7月号は「ゲームエンジンを活用した映像制作」をテーマに特集と連動したウェビナーをお届けします。

最近、ゲームエンジンを使った映像作品を目にする機会が増えてきました。バーチャルプロダクションやXRライブだけでなく、アニメやMV、コマーシャル、さらにメタバースコンテンツへの活用…など、使用例の裾野も徐々に広がっています。ゲームエンジンでないと成立しないリアルタイムレンダリングを活かした映像表現も増えているため、映像制作の新たなスタンダードになる可能性も。今回はUnreal EngineやUnityを活用した映像制作の実例をもとに、映像クリエイターがいまのうちに知っておいたほうがいいゲームエンジンの知識を解説します。

 

VSW173「『アイドリッシュセブン』のVコンテ制作から学ぶ! アニメ・映像制作ツールとしてのUnity」(講師:Murasaqi)

※こちらの講演は終了しました。サブスクプランではアーカイブをご視聴いただけます。

この講座ではテクニカルアーティストとして活躍するMurasaqiさんを講師に迎えて、アニメのVコンテ制作でUnityを導入した『アイドリッシュセブン』の事例を紹介します。

同アニメの3期のライブシーンで照明シミュレーション、カメラワーク、VFXなどを手がけたMurasaqiさん。ゲームエンジンを使うメリット・デメリット、Unityを使わないと実現できなかった制作フローや表現について、またアーティストにとって本当にありがたいツールとはなにか、実体験をもとに語っていただきます。

 

VSW174 壮大な世界で紡がれた「花譜 不可解参(想)」 次世代バーチャルプロダクションの舞台裏(スピーカー:緒方達郎)

※諸事情により講演が延期となりました。6月開催を予定しております。決まり次第ご案内します。

リアルとバーチャルの垣根を超える次世代アーティストとして人気を集める花譜。2019年に恵比寿LIQUIDROOMから始まり、2020年には日本武道館での開催まで上り詰めたライブシリーズ「不可解」その完結編となる「不可解参(想)」はバーチャル空間での2023年3月に開催されました。この「不可解参(想)」はどのようにして作られたのか? いかにして、仮想空間で描かれたのか?

このウェビナーでは、ゲームエンジンを活用したバーチャルプロダクションを中心に、バーチャルタレントの世界観を作り上げ、イベントを開催するまでのクリエイティブフローをご紹介します。

 

VSW175「【VRChatから登壇!】演者側と制作側から考える VR空間で体験するバーチャルライブの演出術」(講師:キヌ)

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この講座では、バーチャルYouTuberとして自身がライブに出演するかたわら、Unityでの背景制作やライブの演出にも携わられているキヌさんを講師にお招きします。

VRで体験するバーチャルライブはどのような過程で制作されていくのか、SANRIO Virtual Festival、ぽんぽこ24など、VRChatを中心に多様なライブに出演されているキヌさんに、VR空間で体験するバーチャルライブの演出術ついて実演を交えながら解説していただきます。

 

VSW176 「ゲームエンジンはアニメ制作の何を変える?最前線のリアル」(講師:中村匡彦、小宮彬広)

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この講座では、アニメ作品でゲームエンジンがどのように活用されているのかを探ります。講師を務めていただくのは、Unreal Engine でゲーム開発や映像制作を行うIndie-us Games代表の中村匡彦さん、アニメ制作スタジオ・グラフィニカ京都スタジオ代表の小宮彬広さんのお二人です。

Unreal Engineを使うことでアニメ制作の何が変わるのか、そしてどのようなワークフローで進行しているのか、ゲームエンジン活用のメリットを最前線で活躍するお二人が語ります。さらに、Unityで映像制作を行うMurasaqiさんを聞き手にお迎えし、それぞれのゲームエンジンの視点からも議論。アニメ制作全体を俯瞰した業界のお話から、技術的なお話まで、刺激的な90分をお届けします。