パナソニックブースとスイートルームのレポートをお届けする。
◆100万円以下で10ビット、4:2:2ハイビジョンという実は衝撃的な製品
▲先日発表されたパナソニックのP2メモリーレコーダーAG-HPG20。価格は609,000円。従来のP2ポータブルと外観はまったく変わらないが、中身は衝撃的な内容。この中にMPEG4 AVCベース10ビット4:2:2サンプリングのAVC-Intraのコーデック基板が入ってこの価格。HD-SDIの入出力付きで非圧縮のHD映像をAVC-IntraでP2カードに記録できる。これまでは数百万のカメラレコーダーにしか搭載されていなかったAVC-Intraが一気に50万円クラスに降りてきた。HD-SDI出力のあるHDVカメラやソニーXDCAM EXと組み合わせてもおもしろい。スイートルームでは、HDCAMのカムコーダーと組み合わせて展示していた。横においてある紙の箱はD-5のレコーダー。つまり10ビットのHDレコーダーはこれまではD-5だったわけで、それがこのサイズ、この価格になった!というアピール。
▲HD/SDコンバーチブルのコンパクトカメラ、AW-HE870は2/3型3CCD。HD-SDIを2系統出力。
▲液晶モニターの新製品も注目。BT-LH2550は、25.5型でフルHDパネル採用。IPSパネルなので視野角も広い。スイートでは、ソニーのBVMとも比較し、コストパフォーマンスの高さをアピールしていた。また、65型のプラズマモニターのデモも。
▲5インチベイにP2スロットとリムーバブルハードディスクを入れて、液晶パネルを見ながらのタッチパネルで操作、P2からHDDに高速バックアップをとるというシステム。ノートPCを使うよりも2.5倍速いという。参考出品。5インチベイなので、iVDRも市販のドライブが使える。
▲パナソニックのカメラのサポートをしているスタジオDUが制作したAG-HMC155のビデオマニュアルは、ダウンロードして、iPhoneやiPod touchで見られるというもの。