ローランドは今年発表のVR-6HDや、VR-160HDといった配信用スイッチャーを中心に展示。同社の製品だけでなく、カメラやパソコン、モニターを接続し、実際の配信を想定した機材構成を再現して展開していた。
参考出品していたのは、iPadでの遠隔操作を可能にするプレビューアプリケーション。iPadは最新のiPadOS 17でType-Cを搭載している機種が対応している。従来のスイッチングやオーディオミキサーの機能に加え、USBモニターが追加となっており、iPadを外部モニターとして使用することができるように。来年VR-160HDを皮切りに導入し、他の製品にも展開予定だという。
上記のプレビューアプリを含んだ、VR-160HDの展示。配信とリアル会場でのハイブリッド形式での配信を想定した機材構成。左下がプレビューアプリ。
4月下旬に発売となったVR-6HD(中央)。オールインワンスイッチャーでありながら、30万円台で購入できるため、発表時話題となり、現在も人気の製品のひとつ。