1.2GHzという周波数帯域にも対応するSHUREのAXT Digita(ADシリーズとADXシリーズの2種類の送信機シリーズに対応)。

5月から発売されている製品だが、注目したいのはSHUREがハイクラスレンジでの登場は初めてという超小型ラべリアマイク、TWIN:PLEXシリーズ。プロフェッショナルシアターユースを想定しらTL45、放送・映画・生中継を想定したTL46、汎用性の高いTL47、映画・放送など人の声の収録を想定したTL48、そしてヘッドセットモデルのTH53。各製品ごとに端子のバリエーションもさまざま。

このうち高感度を謳っているのはTL46のみで、残りは低感度仕様。今の送信機は回路性能の向上でゲインを稼げるためマイクで頑張る必要はなく、低音にも高音にもしっかり対応できるという。

完全防水仕様ではないので水につけられるわけではないが、超疎水性ナノコーティングを施すことで高い耐汗性を実現。汗や湿気に強く、長時間演者の額などに装着していても大丈夫なようにウェットテスト実施し、製品品質を提供しているという。