ニコンブースでは、先日リリースされたファームウェアVer.3.00で進化したZ 9の機能を中心に展示していた(本誌WEBでもレポート記事を掲載)。

 

ファームアップの注目機能として、複数のZ 9を使ったマルチカメラ収録の際に、Bluetooth経由でタイムコードを同期させるUltraSync Blueを使えば、対応した他のカメラやレコーダーとのタイムコード同期ができる。会場ではタスカムのポータブルレコーダー・Portacapture X8と組み合わせて展示されていた。最大4台までのカメラのタイムコードを同期できるという。

 

カールツァイスのシネレンズZEISS Supreme Prime、アトモスNINJA V+、ワイヤレス映像伝送装置などと組み合わせてリグを組んだシネカスタムスタイル。三脚には本体操作のほとんどが手元で完結できるMC-N10も装着されていた。

 

Z 9で収録した8K収録のN-RAW読み込んだDaVinci Resolveのタイムライン。パソコンはマウスコンピューターのMouse Pro-W997DA6。CPUはインテルXeon Silver 4216、GPUはNVIDIA RTX A6000をと搭載する。N-RAWのネイティブデータを読み込んでいたが、スムーズに再生されていた。