キヤノンは、ミラーレス一眼EOS Mシリーズの交換レンズとしては初めてのマクロレンズとなる「EF-M28mm F3.5 マクロ IS STM」を6月下旬から発売する。希望小売価格は税別4万5千円。
EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMは全長45.5mm、質量約130gというコンパクトな本体にLEDライトを内蔵し、アクセサリーのライトを用意しなくてもレンズ本体だけで簡単にライティングしながらマクロ撮影できるのが特長。被写体の正面から照らすため影もできにくい。LEDライトはレンズの先端に左右各1灯ずつあり、ピントリングの手前に点灯ボタンを搭載。両側点灯・片側点灯を切り替えできるだけでなく、明るさの強弱も設定できる。
また、撮影倍率0.7倍~1.2倍(35mm判換算で約1.92倍)の「スーパーマクロモード」を搭載。一般的なマクロレンズの最大倍率1.0倍(等倍)を超えて細部まで大きく撮影することが可能だ。スーパーマクロモード時のワーキングディスタンスは13mm。マクロ撮影時にはシフトブレが起きやすいが、通常撮影時に生じやすい角度ブレと合わせて高精度に補正する「ハイブリッドIS」で対応する。
レンズ構成は10群11枚で絞り羽根は7枚。2枚の非球面レンズと1枚のUDレンズで色収差や諸収差を補正している。
●製品ページ
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/ef-m/ef-m28-f35-is-stm/index.html