NHK放送技術研究所にて5月24日(木)〜27日(日)に開催された放送技術公開の模様をレポート!
(写真左:3300万画素撮影技術)世界で初めてスーパーハイビジョンのフル解像度(7680×4320)に対応した3300万画素撮影素子を使った撮影実験装置。(写真右:この装置で撮影した映像)ルーペで拡大してみると、新聞の小さな文字もくっきり写し出している。
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5月24日(木)から27日(日)の間、NHK放送技術研究所にて放送技術公開展示が行われた。NHKが将来のテレビ放送に向けて開発中のスーパーハイビジョン(画素数:7680×4320、フレームレート:60Hz、音声:22.2マルチチャンネル)をはじめ、ワンセグ、800万画素単板ハイビジョンカメラ、薄型光ディスクなど数々の最新技術が展示された。最終日となる27日、会場には放送関係者、家族連れなど多くの人でごった返していた。技術展示スペースのほか、最新技術を体験できる体験コーナーも設置され、人気を博していた。特に22.2チャンネル体感ブースでは30分待ちという長蛇の列をなしていた。
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(写真:薄型光ディスク)厚さ0.1mmで従来のディスクとの互換性を保ちながら高速化・大容
量化を可能にする光ディスク。250Mbps(放送用ハイビジョンVTRと同等)の記録再生に必要な15000rpmの回転を実現。将来的には次世代アーカイブ用記録メディアの適用を目指す。
通常のビデオカメラではとらえることができない霧や煙のような光を遮るものも透過する「電波テレビカメラ」。災害時、瓦礫の下に取り残された人なども見つけることができる。
(写真右:冷陰極HARP撮像板)肉眼では視認できない暗部の映像を撮影するための装置。(写真左:HARP板を搭載したカメラ)黒いボックスの中に人形が置かれており、それを撮影している映像がモニターに写し出されている。
(写真左)戦車型のラジコンにHC1を搭載。ネイチャー撮影などで肉食動物などの危険生物を撮影するために使用。NHKの人気キャラクターどーも君を危険生物に見立ててデモを行なった。