P2の新世代ショルダーカメラAG-HPX305は3月発売


 パナソニックは、2月12日、1/3型2.2メガピクセルの3MOSセンサーを搭載したショルダータイプのカメラレコーダーAG-HPX305を発表した。世界同時発表で、発売時期は3月。AVC-Intra搭載でP2カードに10ビット、4:2:2サンプリングの高画質HD映像を記録できる。価格は131万2500円。


◆P2の第3世代は、新設計のショルダーカメラ
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 AG-HPX305は、新開発の1/3型2.2メガピクセルのMOSセンサーを3枚使用したまったく新設計のカメラレコーダー。記録メディアはP2カードで、スロットを2基装備する。コーデックは、従来のDVCPRO HDに加えて、さらに高画質・高効率のAVC-Intra100Mbpsと50Mbpsを採用。コーデックチップも新規開発した。また、デジタルシネカメラのVARICAMシリーズから受け継ぐ可変フレームレート記録も採用。ENGだけでなく、制作用途に充分使えるカメラとなっている。
 さらに特徴的なのはボディ。従来よりもぐっと高さを抑えることで、ローボディ、低重心のスタイルに。カメラマンは、カメラ側(右側)の視野を確保できるとともに、安定感のある撮影をすることができる。
 レンズは、フジノンに特注したハイパフォーマンスHD17倍ズームレンズを標準装備。色収差補正機能(CAC)も採用する。
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▲担いだ感じはひじょうにしっくりくる。低重心が功を奏しているようだ。
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▲レンズもグリップ部分のデザインに新しさを感じる。ボディ部分も微妙にアールがあり、それとデザイン
を統一されている。レンズはフジノンXT17×4.5BRM-K14。4.5~77㎜となっている。
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▲操作系のスイッチ類と、カードスロットはすべてボディの左側面に集中的に配置した。カメラマン自身がオペレートしやすいように配慮したという。
◆HPX305用にカメラ延長システムを開発中
 さらに、このHPX305用に、「カメラ延長システム」を開発中だという。カメラアダプターを装着し、カメラリモートと映像を伝送。ベースステーションからはリターンビデオ、タリーなどを受けられるという。伝送は最大100mに対応。これによりスイッチングでの使用や、簡易スタジオカメラとしての運用が可能になる。
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◆P2HD収録の素材をHDDに高速コピーするフィールド・ストレージユニット
これまでP2シリーズには、ポータブルハードディスクユニット、AJ-PSC060Gがあったが、ユーザーからは、より大容量で高速コピーが可能なストレージを求める声が高まっていたという。AJ-HRW10Gは、P2カードスロット×5と、5インチベイHDDケースに装着された安価・大容量の3.5インチHDD(×2、市販品)に高速コピーができるというもの。DC電源での駆動も可能。RAID1(ミラーリング)でより信頼性を高めることができる。1000BASE-Tのネットワーク接続も可能なので、編集室に置いても活用できる。価格は1,044,750円。発売は2009年4月。
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◆実は、パナソニック版の「まめカム」もあった
 これは実はソニーの「まめカムHD」登場以前より開発中だったものだという。AVCHDフォーマットのAVCCAMシリーズの新製品として、メモリーカードポータブルレコーダーAG-HMR10と、専用のカメラヘッドオプションAG-HCK10を2009年秋に発売する。価格は未定。
 HMR10は、AVCHDフォーマットとしては、初めてHD-SDI入力を装備した小型ポータブルレコーダー。カメラレコーダーのHMC155同様、業務用専用のPHモード(最大ビットレート24Mbps)を採用。単体としても有効に使えそうだ。
 組み合わせるカメラヘッドAG-HCK10は、1/4.1型305万画素の3MOSシステムを採用。専用ケーブルは標準で3m、別売オプションで10mまで延長可能となっている。レコーダー側のフロントパネルの操作で、アイリス、フォーカス、ズームなどのリモートコントロールが可能。レコーダーには3.5型の液晶モニターが搭載されている。
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□問い合わせ先:パナソニック株式会社AVCネットワークス社システム事業グループ
 TEL:06-6901-1161
http://panasonic.biz/sav/