パナソニックは、ブースとは別のテクニカルスイートにおいて、今後の製品化を見据えた各種技術展示を行なった。撮影・記事化できない展示も多かったが、公開できるものの中から興味深い技術をレポートする。
バレーなどの球技を想定した技術で、コートの4方向から撮影し、トスの軌跡、球速、アタックの位置、球速などを数値で表示するもの。現段階ではリプレイですぐに表示させるのは難しいという。
水泳での速度解析。8名のスイマーをマーキングして、30コマで1コマで動く量からスピードを換算して画面に表示するというもの。カメラはフルHD/60p撮影できればよいという。
現在の泳ぎのスピードがほぼリアルタイムで表示される。スピードが落ちてきたかどうかが視覚的にわかる。
非接触でのバイタルセンシング技術。映像により血流のヘモグロビンの量を推定することにより、緊張度合いを測るという。アーチェリーやゴルフなど、あまり人が動かない、間合いがあるスポーツに向いている。本当に映像で測れるのかと思うが、接触による計測と比較してもそれほど違いはないそうだ。