アップルは、Macのために設計された初のプロ向けチップで新しい「M1 Pro」と「M1 Max」を搭載した14インチと16インチの『MacBook Pro』を10月26日より発売する。カラーは、シルバーとスペースグレイの2色。価格は、14インチモデルが239,800円〜、16インチモデルは299,800円〜(ともに税込)。

新しいMacBook Proは、スペックが異なる「M1 Pro」と「M1 Max」のチップを選択できる。

「M1 Pro」は、8つの高性能コアと2つの高効率コアから成るパワフルな最大10コアのCPUと、最大16コアのGPUを搭載し、M1より最大70パーセント高速なCPUパフォーマンスと、最大2倍高速なGPUパフォーマンスを実現。また、M1の帯域幅の3倍近い最大200GB/sのメモリ帯域幅を実現し、最大32GBの高速ユニファイドメモリにも対応。プロのビデオワークフローを劇的に加速させるためにデザインされ、M1 ProはメディアエンジンにProResアクセラレータを追加し、高速で電力効率の高いビデオ処理を実現。

「M1 Max」は「M1 Pro」と同じパワフルな10コアCPUを搭載し、GPUは2倍の最大32コア。これにより、M1より最大4倍高速なGPUパフォーマンスを実現。また、「M1 Pro」の2倍、M1のほぼ6倍となる、最大400GB/sのメモリ帯域幅と、最大64GBの高速ユニファイドメモリも備えている。また、より高度なマルチストリームパフォーマンスのために、2つのProResアクセラレータを導入して強化したメディアエンジンも搭載。Final Cut Proで4K ProResビデオストリームを最大30本、または8K ProResビデオストリームを最大7本編集でき、Afterburnerを搭載した28コアのMac Proよりも多くのストリームを編集できる。また編集卓から離れている時でも、バッテリー駆動で8K ProRes 4444ビデオをHDRでカラーグレーディングできる。

14インチMacBook Pro

■10コアCPUのM1 ProおよびM1 Maxを搭載した14インチMacBook Proで実現。
・最大3.7倍速い、Xcodeを使用したプロジェクトビルド。
・最大3倍多い、Logic ProでのAmp Designerプラグイン。
・最大2.8倍速い、NASA TetrUSSでのコンピュテーショナル流体力学パフォーマンス。

■16コアGPUのM1 Pro、32コアGPUのM1 Maxを搭載した14インチMacBook Proは、グラフィックスを駆使するワークフローを一変。
・Final Cut Proでの4Kレンダリングが、M1 Proでは最大9.2倍、M1 Maxでは最大13.4倍高速化。
・Affinity Photoでのラスターとベクターを組み合わせた場合のGPUパフォーマンスが、M1 Proでは最大5.6倍、M1 Maxでは最大8.5倍高速化。
・Blackmagic Design DaVinci Resolve Studioでのエフェクトのレンダリングが、M1 Proでは最大3.6倍、M1 Maxでは最大5倍高速化。

■M1 ProとM1 Maxはどちらも16コアNeural Engineの驚異的なパワーを持っているため、より高速な機械学習(ML)タスクを楽しめる。
・Final Cut Proでのオブジェクトトラッキングパフォーマンスが、M1 Proでは最大8.7倍、M1 Maxでは最大11.5倍高速化。
・最大7.2倍速い、Adobe Premiere Proでの1080p ProRes 422ビデオのシーン編集の検出。
・最大2.6倍速い、Adobe Photoshopで画像内の被写体を選択する際のパフォーマンス。

 

16インチMacBook Pro

■同じパワフルな10コアCPUのM1 ProおよびM1 Maxを搭載した16インチMacBook Proで実現。
・最大3倍速い、NASA TetrUSSでのコンピュテーショナル流体力学パフォーマンス。
・最大2.1倍速い、Xcodeを使用したプロジェクトビルド。
・最大2.1倍速い、Vectorworksでのパブリッシュパフォーマンス。

■16コアGPUのM1 Proおよび32コアGPUのM1 Maxを搭載した16インチMacBook Proは、より高速なグラフィックスパフォーマンスを実現。
・Affinity Photoでのラスターとベクターを組み合わせた場合のGPUパフォーマンスが、M1 Proでは最大2.9倍、M1 Maxでは最大4.5倍高速化。
・Redshiftを使用したMaxon Cinema 4Dでのレンダリングが、M1 Proでは最大2.5倍、M1 Maxでは最大4倍高速化。
・Final Cut Proでの8Kレンダリングが、M1 Proでは最大1.7倍、M1 Maxでは最大2.9倍高速化。

■M1 ProとM1 Maxのどちらも16コアNeural Engineを搭載し、16インチMacBook Proでの機械学習タスクがこれまでより高速に。
・Adobe Premiere Proでの1080p ProRes 422ビデオのシーン編集の検出が、最大4.4倍高速化。
・Final Cut Proでのオブジェクトトラッキングパフォーマンスが、M1 Proでは最大3.6倍、M1 Maxでは最大4.9倍高速化。
・Adobe Photoshopで画像内の被写体を選択する際のパフォーマンスが、M1 Proでは最大1.5倍、M1 Maxでは最大2倍高速化。

▲16インチMacBook Proでは、Final Cut Proでの8Kレンダリングが、M1 Proで最大1.7倍、M1 Maxでは最大2.9倍速くなる。

 

バッテリーにおいては、14インチモデルでは、これまでより7時間長い最大17時間のビデオ再生ができ、16インチモデルでは、これまでより10時間長い驚異的な最大21時間のビデオ再生が可能。これはMacのノートブックにおいて最長のバッテリー駆動時間となっている。Xcodeで作業するデベロッパは最大で4倍多いコードをコンパイルできる。

さらに新しいMacBook Proは、二重に酸化被膜処理されたブラックのMagic Keyboardも搭載。このMagic Keyboardは、背後から照らされたキーの文字をエレガントに際立たせ、フルハイトのファンクションキーの配列を採用。Touch Barの代わりに、幅の広いエスケープキーを含む物理的なファンクションキーが配置。新しいキーボードは、プロのアプリケーションに最適な、業界をリードする感圧タッチトラックパッドを搭載している。

▲フルハイトのファンクションキーの配列を採用したMagic Keyboardと、タッチトラックパッドを搭載。

 

MacBook Proは初めてLiquid Retina XDRディスプレイを搭載。iPad Proで使われているミニLEDテクノロジーを採用したLiquid Retina XDRディスプレイは、最大1,000ニトのフルスクリーンの持続輝度、驚異的な1,600ニトのピーク輝度、100万対1のコントラスト比を提供。また、美しいP3の広色域と10億色に対応し、より滑らかなグラデーションを実現。
両モデルも前世代より大きいディスプレイを搭載しており、16インチモデルは、Macノートブック史上最高の770万ピクセルを備えた、16.2インチディスプレイを搭載。14インチモデルは14.2インチの有効画面領域と合計590万ピクセルを備えている。

▲ProMotionを導入した広々としたLiquid Retina XDRディスプレイを搭載。

 

新しいMacBook Proは、Macのノートブック史上最も先進的で万能な接続性を備えている。両モデルとも、高速の周辺機器に接続するための3つのThunderbolt 4ポート、メディアに素早くアクセスできるSDXCカードスロット、ディスプレイやテレビへの接続に便利なHDMIポート、ハイインピーダンスヘッドフォンに対応する進化したヘッドフォンジャックを搭載。また、MagSafe 3を使うと、MacBook Proを保護しながら、充電ケーブルを素早く簡単に接続できる。さらに、Macで初めて高速充電が利用できるようになり、わずか30分で最大50パーセントまで充電できる。M1 Pro搭載のモデルでは、最大2台のPro Display XDRを接続でき、M1 Max搭載のモデルでは、最大3台のPro Display XDRと1台の4Kテレビを、すべて同時に接続できる。ワイヤレス接続については、MacBook ProはWi-Fi 6とBluetooth 5.0にも対応。

▲最大3台のPro Display XDRと1台の4Kテレビを、すべて同時に接続できる。

 

新しいMacBook Proは、解像度と明るさが足りない場面でのパフォーマンスが2倍になった、1080p FaceTime HDカメラを搭載。カメラシステムは、ビデオの品質を向上させるコンピュテーショナルビデオのための、M1 ProおよびM1 Maxに搭載されているパワフルな画像信号プロセッサ(ISP)やNeural Engineを活用し、より自然なスキントーンでユーザーを鮮明に映し出すとしている。

さらに、スタジオ品質のマイクを搭載し、ノイズフロアをさらに下げて、よりクリアな通話や音声録音を実現。原音に忠実な6スピーカーサウンドシステムは、よりクリアなサウンドステージのための2つのツイーターと、4つのフォースキャンセリングウーファーを備え、低音域を80パーセント多く再生することができる。サウンドシステムは空間オーディオにも対応。

 

◉製品情報
https://www.apple.com/jp/macbook-pro-14-and-16/

Apple Japan
https://www.apple.com/jp/