クリエイター向けPCブランド「raytrek」を展開するサードウェーブデジノスでは、グラスバレーのビデオ編集ソフト「EDIUS Pro 8」をプリインストールした専用パソコン「raytrek-V for EDIUS LC」と「raytrek-V for EDIUS LK」の2モデルを2017年2月16日(木)より全国の「ドスパラ」各店舗およびドスパラ通販サイトにて販売を開始した。

●raytrek-V for EDIUS LC 価格:309,980円(+税)
●raytrek-V for EDIUS LK 価格:274,980円(+税)

製品の特徴

「LC」はグラフィックボードにインテルのHDグラフィックスに加え、NVIDIAの「Quadro K620」を搭載したモデルで、ボードからはRGB 10bitの映像出力も可能になる。「LK」はQuadroを外し、インテルのHDグラフィックスだけの構成にしているのが大きな違い。

両者の特徴はEDIUS Pro 8がプリインストールされているだけでなく、EDIUS Pro 8の動作を保証している点。パソコンの仕様に詳しくない人でも安心して購入できる。また、EDIUS Pro 8をすでに使っている人向けに、購入時にEDIUS Pro 8を外すこともでき、その場合、59,800円(+税)分がマイナスされる。4K編集を機にパソコンの買い替えを検討しているEDIUSユーザーも注目できる。

モニターは別売りだが、キーボードには東プレ製「RealForce108UH-S」を標準セット。静電容量無接点方式を採用した高耐久かつ心地よいタッチのキーボードで、編集作業に最適。その他、オプションでショートカットキーの表示が刻印されたグラスバレーのEDIUSキーボード「Grass Valley EDIUS Keyboard III(EDKEY3)」をプラス30,000円(+税)で選択できる。

EDIUSキーボード「Grass Valley EDIUS Keyboard III(EDKEY3)」

プリインストールされるEDIUS Pro 8のバージョンは8.3。また、プリインストールといっても初期設定が済んでいるわけではなく、シリアルとEDIUS IDの入力やプロジェクトプリセットの作成は初回起動時に自分で設定しなければならない。

製品の仕様

CPUはどちらもインテルの第6世代Core i7プロセッサー(4コア8スレッド)を搭載し、4K/30p(4:2:0/8bit)までの編集なら充分な性能。メモリーは16GB。EDIUS Pro 8の動作だけを考えればオーバースペックだが、他の映像系ソフトも使うことを考えると妥当な設定。

また、どちらもシステム用ストレージには1TBのSSDを搭載。HDDにはRAID設定はなく「LC」は3TB、「LK」は2TBを搭載する。これは、編集中の素材はシステム側のSSDに保存して作業し、編集後にHDDにバックアップする…というワークフローを想定しての構成。EDIUSそのものはRAID0の環境を推奨しているが、SSD側に保存することで速度は充分。RAID0を設定することのリスクを回避しながら、パフォーマンスも両立するという考え方だ。

Quadro K620を搭載する「LC」モデルを使用する場合の注意点は、EDIUS Pro 8がCPUに搭載される「クイック・シンク・ビデオ」機能を利用するために、必ずオンボード側のDVIやHDMI端子にモニターを接続する、ということ。つまり、最低でもデュアルモニター環境で編集する必要がある(片方はQuadro K620に、片方はオンボードに接続する)。こうすることで、H.264系の再生がスムーズになり、タイムラインの書き出しが高速化される。

実際の使用感については、後日レポートする予定。主な仕様は以下の通りだが、もちろん細かい仕様変更も可能だ。

【raytrek-V for EDIUS LC】

CPU:インテルCore i7-6700Kプロセッサー
(クアッドコア、HT対応、定格4.00GHz、TB時最大4.20GHz、L3キャッシュ8MB)
チップセット:インテルH170チップセット搭載ATXマザーボード
メインメモリー:16GB DDR4 SDRAM(PC4-17000、8GB×2、デュアルチャネル)
グラフィックス: NVIDIA Quadro K620+インテルHDグラフィックス
ハードディスク:3TB HDD
SSD:1TB SSD
LAN:1000BASE-T LAN
光学ドライブ:Blu-rayドライブ(読み書き対応)
ケース:LDブラック(ATX)
電源:DELTA 500W 静音電源(80 PLUS BRONZE)
OS:Windows 10 Pro インストール済み
価格:309,980円(+税)

【raytrek-V for EDIUS LK】

CPU:インテルCore i7-6700プロセッサー
(クアッドコア、HT対応、定格3.40GHz、TB時最大4.00GHz、L3キャッシュ8MB)
チップセット:インテルH170チップセット搭載ATXマザーボード
メインメモリー:16GB DDR4 SDRAM(PC4-17000、8GB×2、デュアルチャネル)
グラフィックス:インテルHDグラフィックス
ハードディスク:2TB HDD
SSD:1TB SSD
LAN:1000BASE-T LAN
光学ドライブ:Blu-rayドライブ(読み書き対応)
ケース:LDブラック(ATX)
電源:DELTA 500W 静音電源(80 PLUS BRONZE)
OS:Windows 10 Pro インストール済み
価格:274,980円(+税)

製品URL●http://www.dospara.co.jp/5shopping/search.php?tg=4&tc=336&st=1&vr=10

※当記事は2017年2月16日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。

<記事修正2017年2月17日>

*IEEE1394bカードはカスタマイズメニューで選択できなくなりました。

*プリインストールされるEDIUS Pro 8のバージョンは8.3になります。