株式会社シグマは、映像制作用交換レンズ「Sigma Cine Lens」の新たなラインアップ「AF Cine Line」として『Sigma 28-45mm T2 FF』、『Sigma 28-105mm T3 FF』の開発を発表した。対応マウントはLマウントとソニーEマウント。発売日は『Sigma 28-45mm T2 FF』が11月、『Sigma 28-105mm T3 FF』が2026年春の予定で、価格は未定。
「AF Cine Line」は同社初のAF対応シネレンズシリーズ。 スチル用レンズとして高く評価されている「28-45mm F1.8 DG DN | Art」と「28-105mm F2.8 DG DN | Art」の設計をそれぞれ採用。
有限回転のフォーカスリング、業界標準である0.8Mピッチのギア、クリックレスの絞りリングなど、プロフェッショナルの要求に応える仕様を備える。 リニアモーターHLA（High-response Linear Actuator）を搭載し、アクションシーンの激しい動きや、ジンバルやハンドヘルド撮影における迅速なフォーカス移動、ドキュメンタリーでの予測不可能な瞬間を逃さずに捉え、さまざまな環境で撮影者をサポートする。
主な仕様
| 製品名 | 最短撮影距離 | レンズ前枠径 | 長さ※ | 質量※ |
| 28-45mm T2 FF | 0.3 m / 1’0 | 95 mm / 3.7″ | 151.3 mm / 6″ | TBD |
| 28-105mm T3 FF | 0.4 m / 1’4 | 95 mm / 3.7″ | 157.9 mm / 6.3″ |