株式会社シグマは、映像用交換レンズSIGMA CINE LENSの新ラインアップとなる『FF Classic Prime Line』を2019年末に発売する。販売は10本セットのみで、価格は5,416,500円(税別)。

ラージフォーマットかつ8K撮影に対応する圧倒的な解像感と、コンパクトなサイズ感を実現したFF High Speed Prime LineをベースとしたFF Classic Prime Lineでは、光学系をノンコートレンズ中心に構成することで、SIGMA CINE LENSが特徴とする高い解像感と、低コントラストと美しいフレア・ゴーストによるクラシックな映像表現の両立を可能にしている。また、FF High Speed Prime Lineの特長のひとつである大きなボケも、同様に活かすことが可能。

FF Classic Prime Lineでは新規設計の専用コートを適所に施すことで、ラインアップ内のT値(14mm、135mmはT3.2、その他はT2.5)とルックを統一。これにより、ポストプロダクションにおける作業の効率化に寄与します。さらに、Cooke社の通信規格「/i Technology」への対応により、VFXなど最新の映像編集にも適しているという。また、レンズの最前・最後面にも専用コートを施すことで、レンズ自体の耐久性も最新レンズ同等に確保されている。

なお、今回発表の新製品は2019年9月13日から17日までオランダ・アムステルダムで開催の、IBC 2019にて実機が展示される。

【ラインアップ】

14mm T3.2 FF、20mm T2.5 FF、24mm T2.5 FF、28mm T2.5 FF、35mm T2.5 FF
40mm T2.5 FF、50mm T2.5 FF、85mm T2.5 FF、105mm T2.5 FF、135mm T3.2 FF

【共通仕様】

● PLマウント(/i Technology対応)
● イメージサークル直径:FF 43.3mm
● イルミネーションサークル直径:46.3mm以上
● フォーカスリング:feet表記
● 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)

 

【映像サンプル】

【静止画サンプル】

 

◉製品情報
https://www.sigma-global.com/jp/cine-lenses/products/ff-classic-prime

株式会社シグマ
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