株式会社シグマは、映像制作用交換レンズSIGMA CINE LENSの「FF High Speed Prime Line」に3本の新製品FF High Speed Prime Line: 28mm T1.5 FF、40mm T1.5 FF、105mm T1.5 FFを発表。これによりシグマは、35mmフルフレーム対応のプライムレンズを14mmから135mmまで合計10本ラインアップすることになった。また、新たなマウント「LPL mount」の開発の開始も発表した。

フルフレームのイメージサークルを持つ「FF High Speed Prime Line」は、6K~8Kクラスの高解像撮影に最適な最高レベルの光学性能を備えており、デジタル時代の映像制作の可能性と大型のイメージセンサーを持つ最新のデジタルシネマカメラに対応する機材選択の幅を広げてくれる。

「FF High Speed Prime Line」の新ラインナップ
「28mm T1.5 FF」

・価格未定
・2019年初旬発売予定
・レンズサポートフット、キャップ付
・対応マウント:PL, EF, E-mount

「40mm T1.5 FF」

・価格未定
・2018年末発売予定
・レンズサポートフット、キャップ付
・対応マウント:PL, EF, E-mount

「105mm T1.5 FF」

・希望小売価格(税別):590,000円
・2018年10月12日(金)発売予定
・レンズサポートフット、キャップ付
・対応マウント:PL, EF, E-mount

なお、この新製品は2018年9月14日から18日までオランダ・アムステルダムで開催されるIBC 2018にて実際に試写ができるという。

◉新マウント「LPL mount」

2018年にARRI社 より発表されたラージフォーマットセンサーに最適化された新しいレンズマウント。レンズデータシステム LDS-2 にも対応、発売は2019年以降を予定しているという。

◉製品詳細は、SIGMA GLOBAL VISION(公式サイト)をご覧ください