SKIPシティ国際Dシネマ映画祭は、第19回となる「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022」を7月16日~7月24日の日程で開催することを発表した。また2月1日〜3月1日までの期間、コンペティション部門(国際コンペティション・国内コンペティション)の作品を公募する。
同映画祭のコンペティションは、映画界の未来を担う新たな才能の発掘と育成を主たる目的としており、国際コンペティションは広く世界中から、国内コンペティション(長編部門・短編部門)は国内作品を対象に、エンターテインメント性と新たな表現の可能性を感じる作品を募集する。
ノミネート作品は映画祭期間中に上映し、著名な映画人等で構成される審査委員会による最終審査を経て、最優秀作品賞(グランプリ)をはじめ各賞が授与される。
これまでに、海外作品では、カンヌ映画祭で3作連続受賞を果たしたトルコの巨匠ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督(『うつろいの季節(とき)』)、『シンプル・シモン』のアンドレアス・エーマン監督、『彼の見つめる先に』のダニエル・ヒベイロ監督、『家へ帰ろう』(映画祭上映タイトル『ザ・ラスト・スーツ(仮題)』)のパブロ・ソラルス監督、『ミッドナイト・トラベラー』のハッサン・ファジリ監督など、世界各国の新鋭をいち早く紹介してきた。
国内作品では『孤狼の血 LEVEL2』の白石和彌監督、『浅田家!』の中野量太監督、『決戦は日曜日』(1/7公開)の坂下雄一郎監督、『カメラを止めるな!』『ポプラン』(1/14公開)の上田慎一郎監督、『さがす』(1/21公開)の片山慎三監督、『泣く子はいねぇが』の佐藤快磨監督、『彼女はひとり』の中川奈月監督らが本映画祭での受賞・ノミネートを契機に活躍している。
今年の開催方式は、スクリーンでの上映とオンライン配信を併用したハイブリッド形式での開催が予定されている。
▲2021年授賞式(オンライン)
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021 開催概要
■会期:2022年7月16日(土)~7月24日(日) <9日間>
■会場:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ホール(埼玉県川口市)ほか
■内容:国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門、短編部門) ほか
■主催:埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会
コンペティション部門 公募概要
【公募期間】2022年2月1日(火)~3月1日(火)必着
【公募部門】国際コンペティション、国内コンペティション(長編部門、短編部門)
【応募方法】映画祭公式サイト内のオンラインフォームから応募
【公募対象作品・応募条件】
■国際コンペティション(作品長が60分以上の作品/国内作品・海外作品対象)
・デジタルで撮影・編集され、かつデジタルでの上映が可能な作品であること。
・長編映画制作数が3本以下の監督の作品であること(応募作品が長編映画制作4本目以上にあたる場合は対象外。公開の有無に関わらず60分以上の作品、60分以上のアニメーション作品、ドキュメンタリー作品も制作数に含む)。
・ジャパン・プレミアであること、つまりSKIPシティ国際Dシネマ映画祭での上映が国内で初の上映であること(但し、大学などの教育機関における上映会や自主上映会などはこれに該当しない)。
・2021年1月1日以降に完成した作品であること。
・過去に本映画祭に未応募の作品であること。
・本映画祭の目的をよく理解した応募であること。
■国内コンペティション(長編部門は作品長が60分以上、短編部門は15分以上60分未満の作品/国内作品のみ対象)
・日本作品であること。
・デジタルで撮影・編集され、かつデジタルでの上映が可能な作品であること。
・長編作品は、長編映画制作数が3本以下の監督の作品であること(応募作品が長編映画制作4本目以上にあたる場合は対象外。公開の有無に関わらず60分以上の作品、60分以上のアニメーション作品、ドキュメンタリー作品も制作数に含む)。
・短編作品は、商業公開された長編映画(60分以上の作品)を制作したことがない監督の作品であること。
・ジャパン・プレミアであること、つまりSKIPシティ国際Dシネマ映画祭での上映が国内で初の上映であること(但し、大学などの教育機関における上映会や自主上映会などはこれに該当しない)。
・2021年1月1日以降に完成した作品であること。
・過去に本映画祭に未応募の作品であること。
・本映画祭の目的をよく理解した応募であること。
※各部門ともに、実写作品(ドラマ・ドキュメンタリー)、アニメーション作品のいずれも応募可能。
※ノミネート結果、賞構成、審査員は、後日記者発表および公式サイトにて発表予定。(参考:2021年賞金総額230万円)
◉公式サイト www.skipcity-dcf.jp