ソニー、プレー分析サービスの実証実験を東京ヤクルトスワローズと開始


▲投球のデータ分析イメージ

ソニーとソニーピーシーエルは、グループ会社Hawk-Eye Innovations(ホークアイ)のプレー分析サービスの実証実験を、東京ヤクルトスワローズの協力のもと、6月19日に開幕した2020年シーズンより開始した。

同サービスは、ホークアイの画像解析技術とトラッキングシステムにより、ミリ単位の正確さで光学的にボールなどの動きを捉えてリアルタイムに解析し、投球の速度・回転数・回転の方向・軌跡など、さまざまな種類のデータを取得する。

今回の実証実験では、明治神宮野球場に設置された4台のハイフレームレートカメラを使い、ヤクルトの主催試合におけるピッチャープレートからホームベース間の投球・打球をリアルタイムに解析して、データ化。今後はカメラを8台に増やし、打者のバットの軌道や投手・打者・野手の動作、骨格情報なども解析可能となる予定としている。これらのデータは、主に主力選手のパフォーマンス向上・コンディション把握や、次世代の選手の育成などのコーチングを目的として使われる。既にヤクルトでは、試合直後または翌日に行う、投球内容に対するアドバイス等に活用されている。

ホークアイの審判判定補助システムやトラッキングシステムは、世界90か国以上、25種類以上の競技にて、年間3万回以上の試合で使われており、競技の公平性や選手の技術向上、試合の魅力向上に貢献している。ホークアイのトラッキングシステムで得られたデータをコーチングの目的で使う取り組みは、これまでにテニスやクリケットなどでも導入されている。

 

● 解析できるデータ例
・ 各投球における投手のリリースポイント
・ 投球のリリース時の水平・垂直角度
・投球のスピード、回転数、回転の方向、軌跡、中心軌道
・ 投球のホームプレート通過時の水平・垂直角度
・ バットと投球のコンタクトポイント
・ ヒット直後の打球の速度、角度、軌跡
・バットのスイングスピード
・バットのスイング開始時から打球のインパクトまでの時間
・ バットのスイングの平均加速度
・ 投手の投球時の手首、前腕、肩の位置
・ 投手・打者・野手含めた全選手の骨格情報と動作

▲投球データとリリースポイント確認のイメージ

 

◉詳細情報
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/202007/20-060/

ソニー株式会社
https://www.sony.jp/