ソニー、スタートアップの立ち上げを支援するWEBアプリケーション「StartDash」を公開


ソニーは、スタートアップの立ち上げを支援するパソコン専用のWEBアプリケーション「StartDash(スタートダッシュ)」を、公開した。

起業を志す個人や新規アイデアの事業化の検討を行っている組織等は、本アプリケーションでチェックリスト形式の質問に回答していくだけで、事業計画書など起業に必要なさまざまなドキュメントを無料で作成することができる。また、チェックリストには、スタートアップに必要な要素が網羅されており、回答を進めていくことで、事業化に向けて足りていない要素を効率的に洗い出すことができる。

 

主な特長

1.新規アイデアの事業化に必要な要素を質問形式で確認できるチェックリスト

SSAPがこれまでの事業化支援で培った経験やノウハウを元に、「アイディエーション(アイデアの創出)やコンセプトメイキング」、「ビジネスモデルの仮説構築」など、事業化までの各フェーズで必要とされる要素を抽出し、チェックリストにまとめた。チェックリストに沿って、質問に回答するだけで、新規事業やスタートアップに不可欠な要素を、漏れなく俯瞰して確認することができる。また、各チェック項目はフローチャート形式で表示され、新規事業やスタートアップに必要な項目が順を追って表示されるため、計画の整理もできる。

▲チェックリスト回答画面

 

2.事業計画書等のドキュメントを自動作成

チェックリストの回答を元に、資金調達時に投資家等に説明するために必要となる事業計画書や、事業の構成要素を整理できるビジネスモデルキャンバス、事業の収支を見積もるための数値計画など、アイデアを事業化するために欠かせないさまざまなドキュメントを自動的に作成することができる。また、投資家へのプレゼンテーションに使用する原稿案も自動で作成するなど、スタートアップの立ち上げを効率的に支援する。

 

3.SSAPのアクセラレーター(新規事業の専門家)による事業化のアドバイス (※希望者のみ)

回答したチェックリストを元にエントリーシートを作成し、SSAPの事業化支援プログラム(一部有料)に申し込みすることで、SSAPのアクセラレーター(新規事業の専門家)から事業化に関するアドバイスを受けることができる。アクセラレーターは、事業での実務経験が豊富なメンバーで編成されており、ものづくりに限らず様々な領域において、多くの新規事業を立ち上げてきた実績とノウハウを持っている。

 

◉詳細情報
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201905/19-047/

スタートアップ支援サービス「StartDash」
https://startdash.sony-startup-acceleration-program.com/

ソニー株式会社
https://www.sony.jp/

vsw