ソニーは、フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VI」のSIMフリーモデル『XQ-EC44』を発表した。発売日は6月21日以降順次発売。ラインナップと市場想定価格(すべて税込)は以下のとおり。
・12GB/256GB:190,000円前後(ブラックとカーキグリーン、プラチナシルバー、スカーレット)6月21日発売
・12GB/512GB:200,500円前後(ブラックとカーキグリーン、プラチナシルバー、スカーレット)6月21日発売
・16GB/512GB:219,000円前後(ブラックとカーキグリーン)8月23日発売
カメラは16mm広角レンズ、24mm,48mm標準レンズ、85-170mm望遠レンズを搭載。16mm〜170mmまでの領域を光学7倍ズームカバー。また、同レンズを使った接写では、最大倍率約2倍のテレマクロ撮影が可能。全てのリアカメラに120fps高速読み出しに対応したイメージセンサー搭載し、高精度なAF/トラッキング性能や4K/120p撮影が可能。
優れた低照度性能を持つイメージセンサー「Exmor T for mobile」や、AIを活用した姿勢推定技術による高いAF性能、テレビのブラビアの映像美をXperiaのディスプレイで再現するAI画質調整技術「Powered by BRAVIA」などを搭載。
本体サイズは、162(高さ)×74(幅)×8.2(奥行)mm、質量は192g。
主な特長
焦点距離85mmから170mmの光学ズームと最大倍率約2倍のテレマクロ撮影が可能な望遠レンズ
光学ズームのため画質の劣化を気にすることなく、遠くの被写体でも大きく拡大して高精細に写し出すことができる。また、ズームレンズ構造を活用して接写するテレマクロ撮影では、花芯の状態など、肉眼を超える繊細さで、鮮明な描写と大きなぼけ感のある撮影ができる。
デジタル一眼カメラαシリーズで培った姿勢推定技術を新搭載
背面カメラは、AIを活用して人間の骨格を認識。遮るものが多く被写体を認識しづらい場面でも、高精度なAF追従が可能。
イメージセンサー「Exmor T for mobile」を搭載した24mmの広角レンズ
日中や夜間、屋内外など、さまざまな撮影シーンにおいて、ノイズを抑えた鮮明な撮影が可能。48mmの光学2倍相当の撮影ができ、動画でも静止画でも、人肌の色や質感、情景などをリアルに再現する。
シンプルかつ直感的に操作できる新カメラアプリ
カメラアプリは、クリエイターの使用頻度が高いPSMモードでのこだわり撮影や色のプリセット「クリエイティブルック」などの画作りの機能は維持しつつ、クイック設定で切り替えのステップ数を減らすなど、誰もが簡単に使えるインターフェースで刷新。タッチトラッキング中に明るさや色味の自動調整が可能なうえ、詳細な設定とともに動画撮影ができる新機能のプロ動画モードの搭載など、写真も動画も直感的に撮影できる。
2つの新技術「Powered by BRAVIA」と「サンライトビジョン」による高精細なディスプレイ
画質に定評のあるソニーのテレビ、ブラビアの高画質を、輝度が前機種比で約1.5倍になったXperiaのディスプレイで再現。「Powered by BRAVIA」は、10億色相当の色データをもとに、Xperia独自のAI技術により画質精度の向上を実現。また、直射日光下での視認性を上げる「サンライトビジョン」機能により、さらに見やすく高精細な映像を実現。
進化したフルステージステレオスピーカー
スピーカーユニットの性能が向上しています。大音量時の歪みを低減し、低音域の性能が改善されることで音圧レベルが増し、迫力と臨場感が大きくなった。
高音質で途切れにくいヘッドホン接続
3.5mmのオーディオジャックによる有線接続に加えて、ワイヤレスでもハイレゾの高音質で聴くことができる。また、一部のヘッドホン※との組み合わせではワイヤレスのAAC(Advanced Audio Coding)接続でも最大ビットレートが向上。
「ゲームエンハンサー」の新機能「FPS Optimizer(オプティマイザー)」
FPS Optimizerは、プレイ環境に応じてCPUやフレームレートを最適化する。タッチ入力も改善し、トラッキングスピードを3種類の速度から選べるようになったほか、タップの精度は2段階に設定可能。また、Qualcomm社のSnapdragon 8 Gen3 Mobile PlatformのElite Gamingが高速で快適なゲームプレイや動画視聴が可能。
大容量バッテリーと最新の無線通信規格対応
放熱部品であるベイパーチャンバーや低消費電力の新ディスプレイの採用に加え、独自の電力効率化技術により、従来機種比で約2倍相当となる36時間以上の連続動画再生が可能。30分で1日分(約50 %)の急速充電ができるだけでなく、バッテリーの劣化を防ぐソニー独自の「いたわり充電技術」も進化。最大容量を80%維持する期間が従来の3年から4年に延び、長期間使用が可能。さらに、新しい無線規格 Wi-Fi 7にも対応。
機能性とデザイン性の両立
シャッターボタンが大きくなり、よりカメラ専用機に近い操作感に。素早いカメラ起動に加え、ハーフシャッター(半押し)でAFを定め被写体を的確に捉えることができる。また、撮影時の操作におけるアクセシビリティ機能として、撮影画面の水平の計測情報を音で知らせる機能を搭載。
◉製品情報
https://www.sony.jp/xperia/xperia/xperia1m4/
ソニー株式会社
https://www.sony.jp/