株式会社タムロンは、同社初となる「キヤノンRFマウント」用APS-Cサイズミラーレス一眼カメラ用の大口径超広角ズームレンズ『11-20mm F/2.8 Di III-A RXD 』を12月12日に発売する。 価格は 125,400円 (税込) 。

『11-20mm F2.8』は、超広角11mmから20mm(35mm判換算で17.6mmから32mm相当)をカバーする大口径F2.8通しのズームレンズ。ソニーEマウント用、富士フイルムXマウント用が発売済。

レンズ構成は10群12枚で、2枚のGM (ガラスモールド非球面)レンズを搭載。また、特殊硝材XLD (eXtra Low Dispersion)レンズ1枚、LD (Low Dispersion: 異常低分散)レンズ2枚を採用することで、諸収差を良好に補正し、クリアな画質を実現。さらにBBAR-G2 (Broad-Band Anti-Reflection Generation 2)コーティングが、ゴーストやフレアの発生を抑える。 

広角端11mmでの最短撮影距離は0.15m、最大撮影倍率は1:4と、パースペクティブの効いたワイドマクロ撮影が可能。

AF駆動には独自開発のステッピングモーターユニットRXDを搭載し、高速・高精度なAFは動きのある被写体を的確に捉える。

サイズは、長さ84.2mm、質量340gと小型軽量を実現。対応するカメラと組み合わせで、小型三脚やジンバルを使用した動画撮影にも使用できる。またキヤノンRFマウント用には、AF/MF切り替えスイッチとコネクターポートを搭載。タムロン専用ソフトウェアTAMRON Lens UtilityTMを介し、最新のファームウェアへのアップデートが可能。

画角(対角画角)101°44′- 68°7′
レンズ構成10群12枚
最短撮影距離0.15m (WIDE) / 0.24m (TELE)
最大撮影倍率1:4 (WIDE) / 1:7.6 (TELE)
フィルター径Φ67mm
最大径Φ73mm
長さ84.2mm
質量340g
絞り羽根7枚 (円形絞り)
最小絞りF16
標準付属品花型フード、フロントキャップ、リアキャップ


◉製品情報
https://www.tamron.com/jp/consumer/lenses/b060/

株式会社タムロン
https://www.tamron.jp