米国ティッフェン(Tiffen)社のフィルター&エフェクトソフトウェア 「Dfx v2.0」の日本でのダウンロード販売が8月10日より開始された。日本での販売は銀一(株) が取り扱う。
※パッケージはイメージ。販売はダウンロードで行う。
ティッフェン「Dfx」は米国の著名なVFX(ビジュアル エフェクト)エディターによって考案されたソフトウェアで、スチル映像はもとより動画編集においても実用的かつ特徴的なフィルターワークや各種エフェクト効果を手軽に行えるソフトとして人気を得ている。
100種を超えるティッフェン製ガラスフィル ターの効果と現像効果(クロスプロセス、模擬赤外など)、照明効果そしてマスキング(スチル画のみに適用)機能が搭載されてお り、ポストプロダクション作業をよりクリエイティブに支援する。
今回ダウンロード発売する「Dfx v2.0」はすでに米国でリリースされているが、旧バージョンの機能に加えて、日本語メニューによる基本操作、より強化されたフィルターとプラグイン対応ソフトの拡大がポイントとなっている。今1000種を超える組み合わせのフィルターとエフェクトを搭載し、Adobe PhotoshopならびにApple Apatureでのマスキングに対応した。 また基本メニュー操作も日本語化され、旧バージョン(Ver.1.0)よりもインターフェースが使いやすくなっている。
Dfx v2.0 スタンドアローン版(¥15,960)の主な機能は以下の通り
●113種のフィルター
●数千通りものカスタムが可能なプリセット
●Tiffen製ガラスフィルターの疑似効果、特殊なレンズ撮影効果の再現、フィルム粒状感、色温度補正、●霞やソフトなどの光学的効果
●ロスコとガムカラーのカラージェル再現効果
●ロスコとガムのゴボ(投影マスク)の再現効果
●赤目軽減ブラシ
●非破壊編集ワークフロー
●複数のフィルターを重ねて扱えるレイヤー機能
●簡単に扱える洗練されたマスク
●変更が可能なエフェクト効果のパラメータ
●複数画像に効果を適用出来るバッチ処理機能
●ICCプロファイルとExif情報を維持
●8bitまたは16bitでの画像処理
●Camera RAW、TIFF、JPEGならびにKodak CineonとDPXファイルの各フォーマットに対応
●マルチプロセッサ上では動作速度が向上
Dfx v2.0 フォトショップ / アパーチャー・プラグイン版(各¥31,815)は、フィルターが110種となるほか、バッチ処理機能が省略され、対応ファイルに一部制約がある。また、Dfx v2.0 ビデオ・ポストプロダクション・プラグイン版として、Adobe After Effcts/Apple Final Cut Pro/Avid AVX版(各¥63,735)があり、こちらも110種のフィルターを持つ。
Dfxスタンドアローン版で写真にフィルターを掛けているところ。画面左側でマスクを切り、そこにWarmSoft/FXとColor-Gradを掛けている。
動作環境
Mac OS10.4以降、Macintosh1.0GHzプロセッサーあるいはそれより高速なPowerPC G5、Intelプロセッサー搭載したMac
Windows XP Pro、XP Home、Windows Vista、Wndows 7 IntelまたはAMDの1.0GHzプロセッサーか、それより高速なプロセッサーを搭載し、Open-GL互換のグラフィックカードを搭載したPC
ダウンロードについて
まずは下記リンクより、スタンドアローン(単独機能版)あるいは各種画像・動画編集ソフトウェア内で動作するプラグイン版をダウンロードする。その際、メニューから動作環境に応じたものをセレクトする。ダウンロード後15日間は制限無しにソフトウェアを試用できる。
Tiffen Dfxフィルターダウンロードページ
http://dfxdealerdownload.com/
問 : 銀一
http://www.ginichi.com/