VIDEO SALONウェビナーの中から、8月に最も注目を集めたウェビナーをランキング形式で1位~5位まで紹介します。

サブスク(VIDEO SALONプレミアムコンテンツ)では今回紹介するウェビナーのほか、過去のアーカイブを月額5500円からご視聴いただけます。

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アクセスランキング

①VSW253環境を活かしてイメージを表現する インタビューライティング〜公共交通機関で移動可能な照明機材量で実践!」講師:斎藤卓行
https://videosalon.jp/premium/vsw253/

②VSW254「ビジュアルストーリーとサウンドデザインで伝える ドキュメンタリーの作り方」
講師:石田裕一
https://videosalon.jp/premium/vsw254/

③VSW246「日本映画を世界のミニシアターへ! 海外コラボも視野に入れたコギトワークスの映画制作」
講師:関 友彦、鈴木徳至(cogitoworks)

https://videosalon.jp/premium/vsw246/

④VSW242「風景を劇的に変える絶景カラーグレーディング」
講師:井上卓郎
https://videosalon.jp/premium/vsw242/

⑤VSW226「文字と映像で『ノスタルジー』をどう演出するのか?」
講師:葛飾出身

https://videosalon.jp/premium/vsw226/


①VSW253環境を活かしてイメージを表現する インタビューライティング〜公共交通機関で移動可能な照明機材量で実践!」講師:斎藤卓行

このセミナーでは、CM撮影も数多く手がけているフォトグラファーの斎藤卓行さんに、オフィスでのインタビューを想定したライティング講座を実践していただきます。場所としては、撮影用のスタジオではなくオフィス。地明かりがあるなかでどうやって照明を作っていったらいいのか。照明機材は企業内での動画撮影や、ビデオグラファーの取材撮影を想定し、大光量のものではなく、スーツケースに入れて公共交通機関で持ち運べるものとしました。単に美しく撮るというだけでなく、内容に合わせてニュアンスをどうやって作っていくのか。フォトグラファー、シネマトグラファーとして経験豊富な斎藤卓行さんに、そのライティングのテクニックをその場で見せていただきます。

●講演の内容

1.斎藤さんの経歴
– どういう経緯でフォトグラファーになったのか?
– 映像の仕事を始めた経緯
– フォトグラファーが映像の仕事をするということ

2.現在のお仕事について

3.銀座スクラッチでのライティングから
– 今回使用する照明機材について
– 現場に入ったらまず何を見るのか
– 人物の何を見てどう撮ろうと考えるか?

4.ライティングの事例(動画と現場写真)を見ながら解説
– アイドルっぽい女性の場合
– そのマネージャーらしきメガネをかけた男性の場合
– その場のライトは消して告白的な映像にしてみると

●登壇者


斎藤 卓行/Takuyuki Saito

約50カ国放浪後、フォトグラファーとして独立。2010年に常盤司郎監督 短編映画「クレイフィッシュ」で初映像撮影。同作品がShort Shorts Film festival &Asia2010のミュージックShortクリエイティブ部門にて優秀賞と観客賞を開催初のダブル受賞。また、新・鎌倉映像フェスティバル2012で最優秀作品賞を受賞。以後、グラフィックと映像を両立しWEB、CMで活躍中。https://www.darc.co.jp/works-%E6%96%8E%E8%97%A4%E5%8D%93%E8%A1%8C


②VSW254「ビジュアルストーリーとサウンドデザインで伝える ドキュメンタリーの作り方」講師:石田裕一

この講座でクローズアップするのはドキュメンタリー作品の制作。講師は、国内外で映像制作の実績を重ね、自身のYouTubeチャンネルや講座などで映像制作について発信活動もしている石田裕一さん。映画祭での受賞・選出経験もある石田さんがドキュメンタリー作品を制作する際に重視しているというのが「ビジュアルストーリー」と「サウンドデザイン」。今回の講座では、このふたつのキーワードを軸に、ドキュメンタリー制作の「型」を学ぶことができます。

●講演の内容

1.非言語で伝える「ビジュアルストーリー」とは?
– ストーリーの構成を考える
– どういうショットを使えば「人の感情」って伝わる?
– シークエンス・カットの連続性を考える

2.「サウンドデザインの考え方」(人の感情をどうやってデザインするか)
– 現場で撮る音の重要性
– 音をレイヤーで考える
– 音で感情をデザインしていく

●登壇者

石田裕一

感情的で物語性のある動画を得意とする映像クリエイター。何気ない日常からストーリーを紡ぎ、心に響く映像を制作している。

グローバル企業・国連機関など国内・海外の映像制作に携わる。また、カメラメーカーでの動画講師・大学や大学院・企業で動画制作講習なども行う。ライフワークとして日本や世界の文化・人々についての映像作品を制作し国内・海外の映画祭で受賞・選出されている。また、自身のYouTubeチャンネルでは映像制作について発信しており69,000人以上の登録者がいる(2024年7月現在)。映像制作の株式会社setueの代表取締役。英国イーストアングリア大学修士課程卒業。

YouTubeチャンネル / HP


③VSW246「日本映画を世界のミニシアターへ! 海外コラボも視野に入れたコギトワークスの映画制作」講師:関 友彦、鈴木徳至(cogitoworks)

この講座では、「New Counter Films」の第1弾作品『若武者』(5月から国内および海外でも劇場公開中)の制作舞台裏などを交えて、「企画開発」「制作」「仕上げ」「宣伝」「配給」を分業しないことの意味について、コギトワークスの関 友彦さん、鈴木徳至さんに語っていただきます。

●講座の内容

①自己紹介、お仕事紹介

②コギトワークスの現在のお仕事、最新の実績・事例紹介

③『時代の変化と弊社の在り方について』(まず、全体的な概観から)
 企業理念 > 時代の変化
  ・『自分たちが作りたいと思えるものを作る』
  ・その環境を整えるためにやってきた。
  ・一朝一夕にはできない。時間がかかる。そのうちに時代が変化する。だから常に理念を再確認する必要がある

④企業理念に従い、かつ『現代社会の急速な変化』を加味した弊社の取り組み
 前提 ――こと映画・映像業界に波及している環境の変化とはなにか
  ・多様性とコンプラ
  ・コロナ禍と劇場の在り方
  ・製作費の上下の二極化
  ・ストリーミングサービスとの関係性
  ・エンタメの多様化
  ・映画産業の市場規模の変化
   などなど

 自社製作・自社配給の取り組みへの一歩
  ・自社配給に乗り出した動機
  ・具体的な打ち手。
  ・具体事例『すずしい木陰』『シュシュシュの娘』など
  ・その結果

 国内配給の経験から導き出したこと。海外への視野
  ・国内配給を経験し、海外へ視野を向けた。動機など
  ・クラウドファンディング
  ・具体事例『almost people』
  ・その結果

 (番外編)『almost people』という、初めての、中規模、自社完結型作品の製作について
  ・動機
  ・具体的な制作例
  ・結果

 国内、国外の配給に目処が付いた上で、次なる課題は。『New Couter Films』について
  ・配給網の確立。その先。動機
  ・始動に向けて。U-NEXTさんとの関係など
  ・具体事例『若武者』(現在進行中)
  ・現在進行中ではあるが、現時点での総括

⑤今後の目標と課題
  ・国内配給、ミニシアターの在り方
  ・海外配給、と同時に、海外共同制作の模索
  ・企業の体力、資本力の拡充

⑥質疑応答

●登壇者

関 友彦(Tomohiko Seki)

代表取締役/プロデューサー
2000年に英国留学から帰国後、フリーランスの制作として多くの国内映画や合作映画の現場を経験し、2008年に株式会社コギトワークスを設立。2021年からは協同組合日本映画製作者協会(日映協)の理事に就任。また、2024年には【New Counter Films】という新たな映画レーベルを鈴木徳至と共に立ち上げる。
主な制作担当作品は、クエンティン・タランティーノ監督『キル・ビル』、ソフィア・コッポラ監督『ロスト・イン・トランスレーション』、羽住英一郎監督『海猿』、クリストファー・ノーラン監督『インセプション』など多数。プロデューサーを務めた映画に、中嶋莞爾監督『クローンは故郷をめざす』、荻上直子監督『めがね』、真田 敦監督『ホノカアボーイ』、石川 慶監督『Ten Years JAPAN 美しい国』、荒木伸二監督『人数の町』、二ノ宮隆太郎監督『逃げきれた夢』、ニコール・ミドリ・ウッドフォード監督『Last Shadow at First Light』(シンガポール・スロベニア・日本・共同製作)、入江 悠監督『あんのこと』、石井岳龍監督『箱男』などがある。
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鈴木徳至(Tokushi Suzuki)

プロデューサー
早稲田大学第一文学部卒業後、株式会社ディレクションズにて主にNHKの番組制作を担当。2011年に独立後、初プロデュース作である短編映画『隕石とインポテンツ』がカンヌ国際映画祭・短編コンペティション部門に出品される。長編作品としては『枝葉のこと』がロカルノ国際映画祭・新鋭監督部門、『あの日々の話』が東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門、『王国(あるいはその家について』がロッテルダム国際映画祭に正式出品後、BFI(英国映画協会)の2019年日本映画ベストに選出されるなど、国内外の映画祭や批評家から高い評価を受ける作品を数多く手掛けている。
2019年にコギトワークスに入社。近年は『街の上で』、『うみべの女の子』、『ムーンライト・シャドウ』、『逃げきれた夢』など精力的に作品を発表し続けている。公開待機作に、山中瑶子監督『ナミビアの砂漠』(第77回カンヌ国際映画祭 監督週間 国際映画批評家連盟賞受賞)が控えている。
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④VSW242「風景を劇的に変える絶景カラーグレーディング」講師:井上卓郎

この講座ではDaVinci Resolveを使って風景をレタッチする方法を解説します。講師は山岳映像家の井上卓郎さん。難しいことは分からなくても、思いのままに美しい絶景映像をカラーグレーディングするTipsを時間の限り伝授していただきます。すぐに試したくなる、簡単お手軽なTipsから「そんなことまでやってるの?」というマニアックなテクニックまで幅広く紹介予定です。

●講演の内容

●自己紹介・お仕事紹介
●シネマティックだけじゃない 色々な色表現
●怖くないよ、カラーマネージメント設定
●コントラストについて考える
●アゲていこう、解像感
●彩度MAXからの卒業
●計器を信じろ! 意外に知らないスコープの見方
●用途に応じたカラーグレーディング
●HDRでさらに表現の幅を広げる(初期設定から注意点まで)
●自分らしいカラーグレーディングを探す勉強法
●質疑応答

●登壇者

井上卓郎(Takuro Inoue)

ノンリニア映像編集の初期から、スキーやマウンテンバイクなどアクションスポーツ映像の制作活動を始め、その後ゲーム会社に入社し、ビデオゲームのプロモーション映像、テレビCMなどの制作、ディレクションを手掛ける。ゲーム会社を退職後、再び「映像家」としての活動を再開する。映像を撮り始めてから25年。「興味を持ったものを作品にする」というスタイルは変わらない。DaVinci Resolve認定トレーナー。

HP / X / Instagram


VSW226「文字と映像で『ノスタルジー』をどう演出するのか?」(講師:葛飾出身)

講義の中では葛飾さんが普段どのように映像制作に取り組んでいるのか、インプットの段階から紹介予定です。さらにX(旧Twitter)で日々公開している「今日の日記」のなかから文字が印象的な作例をピックアップし、メイキングも解説します。一度見たら忘れられない葛飾出身さんの映像作品たちが形作られていくかに迫る貴重な機会です。

●講演の内容

・ノスタルジーの感じ方、感じさせ方は複雑

・インプットのレイヤー
 レイヤー1 当時のデザインのトレンド
 レイヤー2 表現の媒体
 レイヤー3 が今どんな状態で残っているのか

・アウトプットのパターン
 パターン1 「当時」に頑張って近づける
 パターン2 「今」の映像のフレーバーにする

・こんな感じで僕はやってみています

●登壇者

葛飾出身

香川出身。2018年頃より、Twitter上で自作のレタリングをフィーチャーした短編ビデオ日記「今日の日記」の投稿のほか、MVを中心に映像作品を制作。ビザールギターを見るのが好き。


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