映画・テレビの枠を超えたドキュメンタリー映像の祭典として、第14回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルが開催される。会場は東京都杉並区の高円寺にある座・高円寺2で、期間は28日(水)〜12日(日)まで。

第14回となる、同フェスティバルの特集上映のテーマは「“教育”について」

プログラムディレクターの山崎裕氏は、「敗戦後GHQの指導の下、真新しい教科書で始まった戦後民主教育から既に70年が経ち「教育」の姿も時代と共に変貌している。多くの ドキュメンタリー作家は“教育”に深い眼差しを向けて来た。そうした作品を考えながら、同時にドキュメンタリー作品そのものが“教育”という 特性を本来持っているのかもしれないとも思う。今回のロシアのウクライナ侵攻という信じられない事態をうけ、日本も世界も、平和への考え 方が揺らぎはじめている。こういう時こそ「教育」について、改めて考える必要があるのではないか」とコメントしている。

特集上映のほか、各方面で活躍中のドキュメンタリーに造詣の深いゲストセレクターがお薦めのドキュメンタリーを上映する「ゲストセレクション」、コンペティション部門に入賞した4作品も上映。

そのほか、短編ドキュメンタリーの配信フォーム「Yahoo! JAPAN CREATORS Program」よりセレクトされた作品も、2月10日(金) 11:00から上映。難病を持つ少女の両親の葛藤や、車椅子でスポーツに励む少年の挑戦などを描く「DOCS for SDGs」の作品群から、SDGs(持続可能な開発)の時代に呼応した「心を動かすドキュメンタリーによる社会課題の解決」を考える。上映後トークイベントでは、ゲストに山田裕一郎 (本作監督)、杉岡太樹(本作監督) 、伊藤詩織(本作監督)、金川雄策(Yahoo! JAPAN CREATORS Program 短編ドキュメンタリー部門責任者)が登壇する。


▲『FULL SWING 』監督:山田裕一郎 2021年|11分|カラー|通常上映

 

 

開催概要

■ 第14回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル
2023年2月8日(水)~12日(日) 東京都 座・高円寺2
料金:前売り1回券 1500円 / 当日券 1800円

■ 第14回特集 “教育”について
「北のともしび ノイエンガンメ強制収容所とブレンフーザー・ダムの子どもたち」
「ニジノキセキ ー『4.24』の未来へ、七色の架け橋ー」
「教育と愛国」
「夢みる小学校」
「ラ・カチャダ」
「スープとイデオロギー」
「私だけ聴こえる」※バリアフリー上映
「音の行方」
「ヘィ!ティーチャーズ!」

■ゲストセレクション
是枝裕和「NONFIX もうひとつの教育~伊那小学校春組の記録~」※無料参考上映
安田菜津紀「東京クルド」
諏訪敦彦「自画像:47KMのおとぎ話」
金平茂紀「ナワリヌイ」
森達也「Blue Island 憂鬱之島」
柄本佑「まひるのほし」※バリアフリー上映
大島新「極私的エロス・恋歌1974」

■コンペティション部門 
「香港時代革命」(監督:佐藤充則、平野愛)
「帆花」(監督:國友勇吾)
「オレの記念日」(監督:金聖雄)
「BS1スペシャル「ドキュメント 戦火の放送局 ~ウクライナ 記者たちの闘い~」(ディレクター:藤原和樹)

■特集 Yahoo! 短編ドキュメンタリー選
「FULL SWING」
「理想の世界」
「SUN CATCHERS」※バリアフリー上映
ほか3分の短編ドキュメンタリー3本を併映

 

◉詳細情報
http://zkdf.net/