Zhiyun(ジーウン)は9月4日、パナソニックS1HやブラックマジックデザインBMPCC 6K、キヤノンEOS 1-D X MarkⅡなどのカメラ(対応カメラリストはこちら)を載せられるジンバルCRANE 2Sを発表した。販売価格は通常版72,000(税別)。ハンドルのついたコンボは78,000円。9月4日本日より予約開始。発売は9月18日を予定している。

 

 

 

S1H、BMPCC6Kクラスのカメラを搭載できるペイロード

CRANE 2Sでは今回刷新された第9世代Instuneアルゴリズムを採用することで、モーター制御がよりスムーズになったほか、モーターパワーも強化されたという。これにより前述のようなカメラを搭載できるペイロードを実現している。別売オプションとしてフォローフォーカス用のサーボモータも用意されている。本体重量は付属のミニ三脚やバッテリーを含んだ状態で1880gとなる。

 

▲コンボに付属する補助ハンドル

 

縦位置動画撮影にも対応

カメラプレートはマンフロット互換。縦位置のクイックリリースマウントを標準装備しており、動画の撮影にも対応する。

 

ジンバルの操作モードはパン追従、ロック、フォローイング、フルレンジPOV、Vortexモード、Goモードの6つを用意しており、前モデルから大型化され視認性の高まった0.96インチの有機ELディスプレイで確認できる。また、パノラマ、タイムラプス、モーションラプス、長時間露光タイムラプスなどの機能も搭載する。バッテリーは着脱可能な18650リチウムイオンバッテリーを3本使用し、標準で12時間駆動する。

 

ワイヤレス伝送のトランスミッターも年末に登場予定

映像伝送用のトランスミッター・レシーバーも用意され、ジンバルでの移動撮影と遠隔でのモニタリングやフォーカス操作を分担できる。また、専用アプリを使えば、iOS/Android端末でも同様の操作が可能になる。

 

▲年末に発売予定の画像伝送システム(価格未定)の組み合わせ例。モニターとHDMIで接続して、専用コントローラーでフォーカス・REC・カメラのステータス変更等の遠隔操作が可能。

 

●製品情報

CRANE 2S対応カメラリスト (PDF)