株式会社ズームは、アナログの操作性とデジタルの利便性を融合させた、12チャンネルのライブミキサー&レコーダー『LiveTrak L12next』を12月下旬より発売する。 価格はオープンで、市場想定価格は84,900円(税込)。
『LiveTrakL 12next』は、各チャンネルに60mmフェーダーと3つのチャンネルノブ、さらに操作対象を瞬時に切り替えられる「チャンネルノブ選択キー」を装備し、アナログミキサーの直感的なワークフローを再現。
設定は最大10種類までシーンメモリに保存でき、ライブの進行に合わせて即座に呼び出し可能。録音面では、14トラック同時録音やオーバーダビングに対応し、24bit/96kHzの高解像度でマルチトラック収録が行える。
USBオーディオ・インターフェースとしてパソコンやiOSデバイスと接続すれば、DAWでの制作やストリーミング配信にも活用できる。
主な特長
◾️豊富なインプット
チャンネル1~8には、マイク/ライン入力が可能なXLR/TRSフォーンのコンボ入力を装備。チャンネル1/2はギターなどの楽器を直結できるHi-Z切替スイッチを、チャンネル3~8には過大入力に対応するPAD(26 dB減衰)スイッチを搭載。チャンネル9/10と11/12には、TSフォーンが用意され、キーボードやオーディオ機器などのステレオライン信号を入力できる。
◾️チャンネルストリップ
60mmフェーダーに加え、各チャンネルに3つの多機能エンコーダーノブを搭載。ゲイン、EQ、コンプレッサー、パン、センドレベルをアナログ感覚で直感的に操作できる。
◾️チャンネルノブ選択キー
多機能エンコーダーノブに割り当てる機能(EQ、ゲイン、センドなど)を選べる。
◾️5系統の独立モニターミックス
5系統のモニター出力は、ヘッドフォン、イヤモニ、モニタースピーカー等へ、それぞれ独立したモニターミックスを出力できる。メイン出力にはXLR端子を採用しており、PAシステムにバランス信号を送ることができる。
◾️レコーディング機能
ミックスダウン、オーバーダブ、オートパンチイン/アウトなどのレコーディング機能へ素早くアクセスできる。
◾️メインコントロール
LEDスクリーンとエンコーダーノブを使用してメニューを操作します。新規プロジェクトの作成、既存プロジェクトの呼び出し、レコーダー設定のカスタマイズが可能。
◾️ミキサー設定を保存するシーン機能
最大10種類のミキサー設定を保存し、いつでも瞬時に呼び出すことができるシーンメモリ機能。各シーンには、フェーダー位置、EQ、パン、ミュートなどのセッティングを保存できる。
◾️トークバックマイク
PAオペレーターが本機から直接、演奏者のモニターヘッドフォンに声を届けることができる。
◾️フェーダーポジション
シーンのリコール時、「フェーダーポジション」ボタンで保存されたフェーダー位置を素早く確認できる。
◾️エフェクト
パラメーター調整可能な16種類の内蔵エフェクトを搭載。ディレイやリバーブを選択し、任意のチャンネルに適用できる。
株式会社ズーム
https://zoomcorp.com/ja/jp/
