サンディスク エクストリーム プロ ポータブルSSDが活躍する映像制作現場〜高澤けーすけさんの使い方


超高速データ転送で映像制作のモチベーションが高まる! Vlog撮影のバックアップや現場編集にも最適なポータブルSSD

Report◉高澤けーすけ
協力◉サンディスク

 

旅行のVlog撮影などで重宝するポータブルSSD

普段は編集し終わったデータをポータブルSSDに入れています。ただ、Vlogの旅行とYouTubeの撮影が重なった場合などは素材のデータをそのままポータブルSSDに入れたり、ポータブルSSDに入れたままプロジェクトをDaVinci Resolveで編集したり、PCに余裕が出たらローカルに戻して編集したり…と、そこは柔軟にやっていますね。

メインカメラを10bitに対応しているα7S IIIに変えてから、Logで収録する機会も増えてきました。α7 IIIなどに比べて暗所でも性能が良く、色編集がしやすくなったのは大きなメリットなんですが、その分データの容量がどんどん大きくなる。以前のVlogの撮影データは500〜700GBぐらいでしたが、今後はそれでは収まらないかもしれません。

僕はノートPCのストレージはいつも1TBしか買わない主義なんです。自作PCでも同様ですが、ストレージは際限がなくなってしまうので、あくまでも自分のルールとして…。そうなると、Vlogの500〜700GBのデータですらすぐにパンパンになってしまう。だからこそ旅先にも持って行きやすいポータブルSSDが重宝しています。

▲完パケデータを保存しておくだけでなく、旅先での編集や素材整理など、あらゆる場面でエクストリーム プロを活用。メインマシンがパンクするのを避けるため、Vlogの撮影では常に携帯している。

 

頻度が高い人ほど感じるデータ転送の際のストレス

以前からサンディスクのポータブルSSDを使用していて、特に不便に感じたことはないと思っていたんですけど、今回の新しいエクストリーム プロを使った時に速度の違いをかなり感じました。感覚ですけど、単純にデータの転送がめちゃくちゃ速い。クリエイターにとって、特に僕のようなYouTubeに毎日動画を投稿している人間はなおさらですが、データの転送作業が1日の中で確実に発生するので、データ転送の遅さはストレスの一番の要因になります。エクストリーム プロはPCの内部ストレージと遜色ないぐらい、ローカルにデータを入れるのと一緒の感覚で、ストレスなくデータ転送できました。

ひと昔前、SDカードのデータ転送は4Kで収録した10〜20GBのデータになると15分ぐらいかかっていましたが、最近使い始めたCFexpress Type Aカードならそこに1分もかからないんです。カードから直接ポータプルSSDにデータを転送する場面もあるんですけど、これまではCFexpressカード側ではマックスまでスピードが出ていても、ポータプルSSD側で速度が低下するという現象があって、それがストレスになっていました。せっかくカードが速いなら、ポータブルSSDも速くしたい…と、いつも感じていたんです。

データ転送に時間がかかってしまうと創作全体に影響します。20〜30秒なら問題ありませんが、2〜3分、あるいは10分以上になってくると、いったん作業から一度離れますよね。僕はほかの作業を始めちゃうとそっちに没頭してしまって、なかなか元の作業に戻ってこれなくなる(苦笑)。それによって「よし、やるぞ!」という気持ちが削がれてしまうんです。動画制作の頻度が低い人は大した問題ではないと感じるかもしれませんが、頻度が高くなってくるとわずかな障壁があるだけで、長い目で見ると膨大な時間をロスしていることになるんですよね。より多くの時間を創作に割きたいからデータ転送にもしっかり投資するという考え方は個人的にすごく好きです。

 

編集ソフトのもっさりとした動作が改善された

ポータブルSSD内で編集まですべて完結する場合の編集ソフトの挙動にも変化がありました。僕はDaVinci Resolveで編集していますが、新しいエクストリーム プロを使うと全体的なもっさり感が改善されたと思います。タイムラインにクリップを並べてプレビューする時の再生・停止される速度、あるいは色編集のパラメーターをいじった時のリアルタイムで色が反映される速度、それは体感的に0.1秒ぐらいですが、わずかなラグがあったんです。そのラグが解消されれば、ひとつひとつの動作をより感覚的に操作できるようになります。

もちろん、ちゃんとレンダリングしておけばラグはなくなるんですけど、僕の場合はVlogなので素材の数が膨大でレンダリングするのは現実的ではない。あと、ローカルにデータを入れておく状態がベストなのかもしれないですけど、ローカルのストレージを大きくするのはコストがかかりますし、どこまで大きくするのか? という問題が出てきます。だからこそ動画制作している人の多くは、外部のストレージをうまく使っていくことが必要です。ポータブルSSDを使用してその中で完結する場合、その性能が編集ソフトの挙動に関わってくる部分なので、こだわるべき点なのかなと思います。

▲ポータブルSSD内で完結する場合、DaVinci Resolveの動作のラグがストレスになっていた。エクストリーム プロでこれが改善され、よりストレスのない編集作業が実現したそうだ。

 

映像制作のモチベーションにつながる機材の性能

今回はエクストリーム プロの2TBのモデルを使いましたが、僕の運用なら2TBが容量的にピッタリでした。1TBのメインマシンよりも大きいことがポイントで、メインマシンのデータをバックアップできて、ほかのデータを入れる余裕もある…それが2TBなんです。

転送速度も含め、エクストリーム プロは4K動画が扱われるようになった現状にマッチしたポータプルSSDかもしれません。映像クリエイターは当たり前のように4Kの作品を制作していますけど、一般のユーザー的にはやっと普及し始めたという段階なので、今年〜来年に4K対応する人がどんどん増えてくるのではないでしょうか。ただ、「今日から4Kにします!」と変える時に一番ストレスが溜まるのがデータ転送。編集マシンの処理速度は4Kにかかわらず速ければ速い、遅ければ遅いままですが、その前段階、まず4K収録したデータを転送するという時点でつまづく人が今後増えてくると思います。

4Kに挑戦するということは映像のクオリティの向上や改善を求めているはず。なのにポータプルSSDを安価な旧世代のモデルにして「データ転送の速度が遅い」と感じて、創作意欲が削がれるのはもったいないことだと思います。本来あるべき映像のポテンシャルを引き出せていないのは自分の実力じゃなくて機材のせいだと意識を変えてしまうかもしれません。ハイエンドなポータブルSSDを手に入れれば、ここまでがマックスなんだということが理解できるし、それを使って作った作品にも納得ができる。周辺機器を充実させることは映像制作のモチベーションに直接つながると個人的には思いますね。

▲雑に扱うわけではないが「落としても大丈夫」という堅牢性も高澤さんにとって重要なポイント。余計な気を遣わなくても済むため、特別な梱包をせずポーチに入れるだけで運搬している。

 

 

長野キャンプをVlogにした4K作品。メインカメラのα7S IIIやMavic Air 2のドローン映像など、膨大な素材の整理にポータブルSSDが活躍した。

 

◉高澤けーすけ
1992年生まれ、和歌山県出身。デジタルライフクリエイター・YouTuber・ブロガー。上智大学理工学部卒業後、Yahoo! JAPANでデジタルマーケティングの仕事に携わる。会社勤務の傍ら、2015年に始めたブログ「webledge」は月間20万PVを集めた。2018年に独立、同年の12月にYouTubeを開始。現在は機材のレビューやチュートリアル、旅などのVlogを中心に動画を制作している。

 

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VIDEO SALON 2021年3月より転載